Oracle^® ZFS Storage Appliance 管理ガイド、Release OS8.8.x

クラウドターゲットの変更 (CLI)

クラウドターゲット名と Web プロキシ設定は、クラウドターゲットで変更できます。

1. configuration services cloud targets に移動します。

   hostname:configuration services cloud targets>

2. 変更するクラウドターゲットを見つけて選択し、「get」と入力してそのプロパティーを表示します。

   hostname:configuration services cloud target-000> get
   Properties:
                         name = oci-phoenix
                     location = https://objectstorage.us-phoenix-1.oraclecloud.com
                         user = ocid1.user.oc1..aaa56chx6rcm53g4tij74pymqffm4gsxlrhnq
                       bucket = test
                      tenancy = ocid1.tenancy.oc1..aaaaao6lmlzrvmk2x3uv7cglgxpan5ldsmq
                          key = true
                     proxy_on = true
                   proxy_host = www-proxy.us.example.com:80
                   proxy_user = 
               proxy_password = 
                       online = true
                           id = 77e3a201-b4e0-4a2c-9f9d-aee21eda9954

3. プロパティーを変更するには、set コマンドを使用します (set name=oci-phoenix-test など)。次のプロパティーを変更できます。

   • name: このクラウドターゲットでのユーザーの名前で、システムに対して一意である必要があります。

   • proxy_on: Web とのシステム通信にプロキシを使用するには、これを true に設定し、proxy_host (ホストのポート名および番号) のプロパティーに入力します。proxy_user (ユーザー名) および proxy_password (ユーザーパスワード) プロパティーはオプションです。proxy_host の例: www-proxy.us.example.com:80。

   • writelimit (オプション): クラウドバックアップをクラウドターゲットにアップロードするときにトラフィック書き込み帯域幅を制限する場合の値および測定単位に設定します。たとえば、5M/s の場合は、クラウドターゲットへの書き込みが 5M バイト/秒に制限されます。

   • readlimit (オプション): クラウドバックアップをクラウドターゲットから復元するときにトラフィック読み取り帯域幅を制限する場合の値および測定単位に設定します。たとえば、4M/s の場合は、クラウドターゲットからの読み取りが 4M バイト/秒に制限されます。

4. 終了したら、「commit」と入力します。

   hostname:configuration services cloud target-000 (uncommitted)> commit

関連トピック

• クラウドターゲットの定義 (CLI)

• クラウドターゲットの削除 (CLI)

• クラウドプロパティー