プロジェクトは、親プールのプロパティーを継承します。シェアは、親プロジェクトのプロパティーを継承します。継承できるプロパティーのリストについては、継承されるプロパティーを参照してください。
暗号化プールに作成されるプロジェクトは、自動的に暗号化され、プールから暗号化設定を継承します。暗号化鍵の設定は変更できますが、プロジェクトの暗号化を解除することや、暗号化されていないプロジェクトを暗号化プールに作成することはできません。
この手順では、暗号化プールまたは暗号化されていないプールに暗号化プロジェクトを作成する方法について説明します。
始める前に
暗号化を使用するには、最初に構成する必要があります。データ暗号化を参照してください。
名前は、1 - 64 文字の長さにする必要があります。名前はピリオド (.) で始めることができず、空白を含めることもできません。使用可能な文字は、英数字と次の特殊文字です。
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このプロジェクトの親プールが暗号化されていない場合、デフォルトで「暗号化」フィールドの値が「オフ」になります。暗号化プロジェクトを作成するには、「暗号化」フィールドを新しい値に設定します。「暗号化」フィールドの値の説明については、暗号化鍵の値についてを参照してください。
このプロジェクトの親プールが暗号化されている場合、「暗号化」の値が継承され、変更することはできません。
プロジェクトの親プールが暗号化されていない場合、キーストアと鍵名を選択します。
プロジェクトの親プールが暗号化されている場合、プールから暗号化設定を継承するかどうかを決定します。暗号化プールに作成されるプロジェクトまたはデータセットは、デフォルトプロジェクトを含め、プールからキーストアと鍵名を継承するように設定することも、独自のキーストアと鍵名を指定して、継承された鍵の値を使用しないようにすることもできます。
プロジェクトがプールから暗号化設定を継承する場合、プロジェクトのすべてのデータセットがプールから暗号化設定を継承します。
「鍵を継承する」チェックボックスにチェックマークを付けると、鍵の選択は両方 (キーストアと鍵名) ともグレー表示され、選択できなくなります。鍵は、親プールからのみ変更できます。
キーストアと鍵名を選択します。
プロジェクトプロパティーについては、プロジェクトのプロパティーに記載されています。
新しいプロジェクトが「プロジェクト」リストに追加されます。
このプロジェクトに作成されたすべてのシェアは、これらの暗号化の値で自動的に暗号化されますが、「鍵」の値は変更できます。暗号化ファイルシステムまたは LUN の作成 (BUI)を参照してください。