SMB 構成
SMB サービスでは、SMB プロトコルを使用してファイルシステムにアクセスできます。サポートされている SMB のバージョンは、SMB 1、SMB 2.0、SMB 2.1、SMB 3.0、および SMB 3.1 です。SMB を介してファイルシステムをシェアするには、ファイルシステムのプロパティーの説明に従ってファイルシステムを構成します。次の表に、SMB 3.1、SMB 3.0、および SMB 2.1 でサポートされている機能とサポートされていない機能を示します。
SMB 1 には、あとの SMB バージョンで解決されるセキュリティーやパフォーマンスに関する既知の問題があるため、クライアントを SMB 1 から少なくとも SMB 2.0 にアップグレードすることを強くお勧めします。
表 98 SMB 3.1 でサポートされている機能とサポートされていない機能
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事前認証の整合性
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暗号化の拡張: AES-128-GCM の追加
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表 99 SMB 3.0 でサポートされている機能とサポートされていない機能
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透過フェイルオーバー (連続可用シェア)
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リモートダイレクトメモリーアクセス (RDMA) 上の SMB
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マルチチャネル
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SMB ファイルシステム用のボリュームシャドウコピーサービス (VSS)
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暗号化
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ディレクトリリース
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表 100 SMB 2.1 でサポートされている機能とサポートされていない機能
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リース
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ブランチキャッシュ
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マルチプロトコルネゴシエーションリクエスト
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耐障害性ハンドル
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個別のライトスルー操作
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マルチクレジット操作
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ローカルアカウントおよびユーザー ID は Windows のユーザー ID に対応付けられます。guest アカウントは特別な読み取り専用のアカウントであり、アプライアンスで読み取り/書き込み用には構成できません。
SMB を構成するには、次のセクションを参照してください。