Go to main content

Oracle® ZFS Storage Appliance 管理ガイド、Release OS8.8.x

印刷ビューの終了

更新: 2021 年 8 月
 
 

SMB 構成

SMB サービスでは、SMB プロトコルを使用してファイルシステムにアクセスできます。サポートされている SMB のバージョンは、SMB 1、SMB 2.0、SMB 2.1、SMB 3.0、および SMB 3.1 です。SMB を介してファイルシステムをシェアするには、ファイルシステムのプロパティーの説明に従ってファイルシステムを構成します。次の表に、SMB 3.1、SMB 3.0、および SMB 2.1 でサポートされている機能とサポートされていない機能を示します。

SMB 1 には、あとの SMB バージョンで解決されるセキュリティーやパフォーマンスに関する既知の問題があるため、クライアントを SMB 1 から少なくとも SMB 2.0 にアップグレードすることを強くお勧めします。

表 98  SMB 3.1 でサポートされている機能とサポートされていない機能
サポートされている機能
サポートされていない機能
事前認証の整合性
暗号化の拡張: AES-128-GCM の追加
表 99  SMB 3.0 でサポートされている機能とサポートされていない機能
サポートされている機能
サポートされていない機能
透過フェイルオーバー (連続可用シェア)
リモートダイレクトメモリーアクセス (RDMA) 上の SMB
マルチチャネル
SMB ファイルシステム用のボリュームシャドウコピーサービス (VSS)
暗号化
ディレクトリリース
表 100  SMB 2.1 でサポートされている機能とサポートされていない機能
サポートされている機能
サポートされていない機能
リース
ブランチキャッシュ
マルチプロトコルネゴシエーションリクエスト
耐障害性ハンドル
個別のライトスルー操作
マルチクレジット操作

ローカルアカウントおよびユーザー ID は Windows のユーザー ID に対応付けられます。guest アカウントは特別な読み取り専用のアカウントであり、アプライアンスで読み取り/書き込み用には構成できません。

SMB を構成するには、次のセクションを参照してください。