HTTP のプロパティーとログ
表 62 HTTP の一般プロパティー
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該当なし
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status
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HTTP サービスのステータスを示す読み取り専用プロパティー
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プロトコル
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protocols
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サポートするアクセス方法として、HTTP、HTTPS、またはその両方を選択します。
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HTTP ポート (受信接続用)
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listen_port
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HTTP ポート。デフォルトは 80 です。
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HTTPS ポート (セキュアな受信接続用)
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https_port
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セキュア HTTP ポート。デフォルトは 443 です。
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表 63 HTTP セキュリティーのプロパティー
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SSL/TLS バージョン
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tls_version
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HTTP 接続のための SSL/TLS プロトコルバージョン。デフォルトの TLS バージョンは TLSv1.1、TLSv1.2、およびそれに関連付けられた暗号化です。セキュリティー上の懸念があるため TLSv1.0 はデフォルトでは有効になっていませんが、下位互換性のために有効にできます。使用可能な暗号化のリストは、選択されたバージョンによって異なります。選択された一部の SSL/TLS プロトコルバージョンまたは暗号化がサポートされなくなった場合は、ソフトウェアのアップグレード後に削除されます。サービスが使用不可にならないようにするために、特に必要になるか、または Oracle サポートから指示されないかぎり、デフォルト設定を維持してください。
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暗号化のリスト
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ciphers
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HTTP 接続のための暗号のリスト。使用可能な暗号化のリストは、選択されたバージョンによって異なります。選択された一部の SSL/TLS 暗号化がサポートされなくなった場合は、ソフトウェアのアップグレード後に削除されます。サービスが使用不可にならないようにするために、特に必要になるか、または Oracle サポートから指示されないかぎり、デフォルト設定を維持してください。
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表 64 HTTP WebDAV のプロパティー
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WebDAV を有効化
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webdav_enabled
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選択されている場合は、HTTP WebDAV 機能を有効にします。
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クライアントログインが必要
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require_login
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シェアアクセスが許可されるためにはクライアントの認証が必要です。クライアントで作成されるファイルにはその所有権が割り当てられます。このプロパティーが設定されていない場合、作成されるファイルは、ユーザー nobody で HTTP サービスによって所有されます。 HTTP の認証とアクセス制御を参照してください。
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表 65 HTTP Swift オブジェクト API サービスのプロパティー
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Swift を有効化
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swift_enabled
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選択されている場合は、HTTP Swift オブジェクト API サービスを有効にします。
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デフォルトパス
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swift_default_path
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ユーザーが設定していないときに使用される場所を設定します。
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OpenStack アイデンティティーサービスを使用
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swift_ids_on
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選択すると、Keystone サーバーとの通信に必要なプロパティー (認証 URl、ロール、テナント、ユーザー、パスワード) が有効になります。
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認証 URI
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swift_ids_auth_server
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アイデンティティーサービス URI (例: http://keystone:5000/V2.0)。
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ロール
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swift_ids_role
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OpenStack アイデンティティーサービスのタイプ
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テナント
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swift_ids_tenant
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OpenStack アイデンティティーサービスのテナント名
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ユーザー
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swift_ids_user
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OpenStack アイデンティティーサービスユーザーの名前
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パスワード
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swift_ids_password
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OpenStack アイデンティティーサービスユーザーのパスワード
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注 -
オブジェクト API サービスでは、シェアの所有者の変更はサポートされません。シェア所有者が変更されても、オブジェクトリポジトリ内のアカウント所有者は変更されず、それによって以降の認証要求が失敗することがあります。
表 66 HTTP Amazon S3 オブジェクト API サービスのプロパティー
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S3 を有効化
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s3_enabled
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選択されている場合は、HTTP Amazon S3 オブジェクト API サービスを有効にします。
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デフォルトパス
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s3_default_path
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ユーザーが設定していないときに使用される場所を設定します。
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マスターパスフレーズ
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master_passphrase
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Amazon S3 オブジェクト API サービスのマスターパスフレーズを設定します。
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マスターパスフレーズの確認
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マスターパスフレーズを確認します。
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注 -
オブジェクト API サービスでは、シェアの所有者の変更はサポートされません。シェア所有者が変更されても、オブジェクトリポジトリ内のアカウント所有者は変更されず、それによって以降の認証要求が失敗することがあります。
表 67 HTTP Oracle Cloud Infrastructure Object Storage API サービスのプロパティー
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OCI を有効化
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oci_enabled
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選択されている場合は、HTTP Oracle Cloud Infrastructure Object Storage API サービスを有効にします。
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デフォルトパス
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oci_default_path
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ユーザーが設定していないときに使用される場所を設定します。
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鍵
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keys ノード
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BUI では、アプライアンスで有効なユーザー名を設定し、オプションでコメントを入力して、Oracle Cloud Infrastructure Object Storage API サービスに PEM 形式で RSA 公開鍵を入力します。
CLI では、アプライアンスで有効な user 名を設定し、オプションで comment を入力して、setkey コマンドを使用して Oracle Cloud Infrastructure Object Storage API サービスに PEM 形式で RSA 公開鍵を対話的に入力します。
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注 -
オブジェクト API サービスでは、シェアの所有者の変更はサポートされません。シェア所有者が変更されても、オブジェクトリポジトリ内のアカウント所有者は変更されず、それによって以降の認証要求が失敗することがあります。
HTTP のログ
HTTP サービスのログは、network-http:apache24 に格納されています。
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