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Oracle® ZFS Storage Appliance 管理ガイド、Release OS8.8.x

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更新: 2021 年 8 月
 
 

アプライアンスへの LDAP ユーザーの追加

LDAP 構成が完了したら、既存の LDAP ユーザーを、その LDAP ユーザー名およびパスワードを使用してアプライアンスにログインできるように構成できます。


注 -  既存の LDAP ユーザー ID を 100 より小さくすること、2147483646 より大きくすること、60001、60002、または 65534 と等しくすることはできません。これらの UID は、将来のアプリケーションで使用するためにオペレーティングシステムベンダーによって予約されています。階層化された製品のエンドシステムユーザーまたはベンダーによるそのような使用はサポートされておらず、使用した場合はほかのアプリケーションでセキュリティーの問題が発生する可能性があります。

BUI では、管理者またはユーザーの追加 (BUI)の手順に従って、次のプロパティー値を使用します。

  1. 「タイプ」ドロップダウンメニューから「ディレクトリ」を選択します。

  2. 「ユーザー名」で、ユーザーの既存の LDAP ユーザー名を指定します。

CLI では、管理者またはユーザーの追加 (CLI)の手順に従って、directory ユーザータイプとユーザーの既存の LDAP ユーザー名を使用します。

hostname:configuration users> directory LDAPusername

ユーザー ID (uid) とパスワード (initial_password) は自動的に設定されます。LDAP の値が使用されるか、NIS が構成されている場合は NIS の値が使用されます。


注 -  NIS と LDAP の両方がアプライアンスで構成され、それらのサービスが特定のユーザーについて異なる情報を返す場合、アプライアンスは NIS によって提供されるデータを使用します。