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Oracle® ZFS Storage Appliance 管理ガイド、Release OS8.8.x

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更新: 2021 年 8 月
 
 

ネットワークインタフェースと静的ルーティングの設定 (BUI)

ソースアプライアンスとターゲットアプライアンスの間のレプリケーション接続に適切なネットワークインタフェースが確実に使用されるようにするには、IPv4 静的 /32 (ホスト固有) ルートを構成します。

クラスタ構成用にレプリケーションを設定する場合は、クラスタのテイクオーバーまたはフェイルバックのあとにインタフェースがレプリケーション作業の実行ノードに移るように、シングルトン (ロック解除) ネットワークインタフェースを選択します。これらの 2 つのソースクラスタノードが同じターゲットノードにレプリケートできるのは、そのターゲットノードが (ソースクラスタ内の各ノードで使用する) 2 つの IPv4 アドレスを提供している場合だけです。ソースクラスタの両方のノードからの同じターゲット IPv4 アドレスへのレプリケーションはサポートされていません。

  1. 「構成」 > 「ネットワーク」 > 「ルーティング」ページに移動します。
  2. 追加アイコン image:追加アイコンのイメージ をクリックします。
    image:「静的ルートの挿入」画面
  3. 「静的ルートの挿入」画面で、次を指定します。
    • ファミリ: 「IPv4」を選択します。


      注 -  リモートレプリケーションでは IPv6 はサポートされません。
    • 種類: 「ネットワーク」を選択します。

    • 宛先: ターゲットアプライアンスの IPv4 アドレスとネットマスク /32 を入力します。

    • ゲートウェイ: ターゲットアプライアンスのゲートウェイアドレスを入力します。

    • インタフェース: インタフェース名を入力します。

  4. 「追加」をクリックします。
  5. ソースアプライアンスからターゲットアプライアンスへの静的ルートを定義したら、ターゲットアプライアンスでこれらの手順を繰り返して、ターゲットからソースへと戻る静的ルートを定義します。
  6. 適切なソースおよびターゲットインタフェースを介してトラフィックがルーティングされていることを確認するには、traceroute コマンドを使用します。

    traceroute の使用方法の詳細は、ネットワークルーティングの構成を参照してください。


    注 -  インタフェースが削除されると、そのインタフェースに関連付けられたすべてのルートも削除されます。

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