Go to main content

Oracle® ZFS Storage Appliance 管理ガイド、Release OS8.8.x

印刷ビューの終了

更新: 2021 年 8 月
 
 

クラスタ化コントローラでの VLAN ID なしの VNIC の作成 (BUI)

この例は、ネットワークポートの半分がスタンバイ状態のアクティブ/アクティブ構成の場合です。このタスクでは、デバイスデータリンク上に IP インタフェースを作成して、ヘッドに割り当てます。VNIC が同じデータリンクの上に構築されており、IP インタフェースはその VNIC の上に構成され、もう一方のヘッドに割り当てられます。特定のデータリンク上で VNIC を複数ではなく 1 つ構成すると、ピークパフォーマンスが確保されます。トラフィックは、一方のヘッド上の基盤となるアクティブレポート、および他方のヘッド上の基盤となるスタンバイポートに関連付けられているケーブル上を転送されます。このため、アイドル状態にあるほかのスタンバイポートを VNIC で使用できます。

  1. 「構成」>「ネットワーク」>「構成」に移動します。
  2. クラスタが AKCS_CLUSTERED 状態にある場合、「データリンク」の項目を追加アイコン image:追加アイコンを示す図 をクリックします。
  3. オプションで、名前と MTU 値を設定します。
  4. 「デバイス」リストからデバイスを選択して、「適用」をクリックします。

    データリンクが「データリンク」リストに表示されます。

  5. 「インタフェース」の項目を追加 image:追加アイコンを示す図 をクリックします。
  6. 目的のプロパティーを設定し、前に作成されたデータリンクを選択して、「適用」をクリックします。

    インタフェースが「インタフェース」リストに表示されます。

  7. 項目を追加アイコン image:追加アイコンを示す図 をクリックします。
  8. 「VNIC」チェックボックスにチェックマークを付け、オプションで名前と MTU (ステップ 2 の値以下) を設定して、「適用」をクリックします。

    新しい VNIC データリンクが「データリンク」リストに表示されます。

  9. 「インタフェース」の項目を追加アイコン image:追加アイコンを示す図 をクリックします。
  10. 目的のプロパティーを設定し、前に作成された VNIC データリンクを選択して、「適用」をクリックします。

    インタフェースが「インタフェース」リストに表示されます。

  11. 実行中のアプライアンスネットワーク構成はまだ変更されていません。インタフェースの構成を完了したら、いちばん上にある「適用」をクリックして、この構成をコミットします。
  12. 「クラスタ」タブをクリックします。

    新しく作成された 2 つのインタフェースが、デフォルトの所有者で「リソース」セクションに表示されます。

  13. 「所有者」プルダウンリストを使用して 2 つのインタフェースの 1 つを他方のヘッドに割り当てて、「適用」をクリックします。