オブジェクト API サービスを使用すると、アプライアンスは HTTP プロトコルおよび OpenStack Object Storage (Swift) API、Amazon S3 (Simple Storage Service) API、または Oracle Cloud Infrastructure Object Storage API を使用して、データをストレージオブジェクトとして Oracle ZFS ファイルシステムに保存できます。
オブジェクト API サービスを有効にして構成したあと、「シェア」 > 「ファイルシステム」に移動することによって、個々のファイルシステムでこの機能を有効にします。ファイルシステムをダブルクリックしてその詳細を表示し、「プロトコル」タブを選択します。「HTTP」セクションで、「オブジェクトストアモード」オプションとして「読み取り/書き込み」を選択して、各ファイルシステムの機能を有効にします。
オブジェクト API サービスを有効にするには、「構成」>「サービス」>「HTTP」に移動し、「Swift」、「S3」、または「OCI」を選択します。次に、それに応じて「Swift を有効化」、「S3 を有効化」、または「OCI を有効化」のチェックボックスを選択し、HTTP のプロパティーとログの説明を使用してプロパティーに入力します。「適用」をクリックして終了します。
オブジェクト API サービスが有効になったら、HTTP のプロパティーとログに示すように、それをオブジェクト API のプロパティーで構成できます。
HTTP サービスに変更を適用したときに、OpenStack アイデンティティーサービスのオプションが選択されていた場合、提供されたプロパティー情報を使用して、指定されたサーバーに対して接続テストが行われます。接続に失敗した場合は、ダイアログボックスが開き、HTTP サービスへのすべての変更を適用するか、取り消すことができます。
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