Go to main content
Oracle® ZFS Storage Appliance 管理ガイド、Release OS8.7.0

印刷ビューの終了

更新: 2017 年 3 月
 
 

SMB の構成 (BUI)

アプライアンスの初期構成は BUI または CLI を使って行うことができ、20 分もかかりません。初期設定は、あとで BUI の「保守」>「システム」コンテキストまたは CLI を使用して再度行うこともできます。初期構成は、次の手順を使って行われます。

  1. ネットワークデバイス、データリンク、およびインタフェースを構成します。
    1. データリンクの追加またはインタフェースの image:項目の追加 アイコンを使用するか、データリンクまたはインタフェースリストへのデバイスのドラッグ&ドロップを使用して、インタフェースを作成します。
    2. 必要なプロパティーを設定し、「適用」ボタンをクリックしてそれらをリストに追加します。
    3. 各インタフェースをそれぞれアクティブまたはスタンバイに設定します。
    4. ページの上部にある「適用」をクリックして、変更を確定します。
  2. DNS を構成します。
    1. ベースドメイン名を指定します。
    2. ドメイン名前空間の Active Directory 部分でホスト名とサーバーのレコードを解決できる 1 つ以上のサーバーの IP アドレスを指定します。
  3. クロック同期が確保されるように NTP 認証鍵を構成します。
    1. image:項目の追加 アイコンをクリックして、新しい鍵を追加します。
    2. 新しい鍵の番号、種類、および非公開の値を指定して、変更を適用します。

      その鍵が、指定した各 NTP サーバーの横にオプションとして表示されます。

    3. その鍵を適切な NTP サーバーに関連付けて、変更を適用します。クロック同期を確保するには、同じ NTP サーバーを使用するようにアプライアンスと SMB クライアントを構成します。
  4. Active Directory をユーザーとグループのディレクトリサービスとして指定します。
    1. ディレクトリドメインを設定します。
    2. 「適用」をクリックして変更を確定します。
  5. ストレージプールを構成します。
    1. image:項目の追加 アイコンをクリックして、新しいプールを追加します。
    2. プール名を設定します。
    3. ストレージの割り当ておよび検証の画面で、ストレージプールのディスクシェルフ割り当てを構成します。

      ディスクシェルフが検出されない場合は、ディスクシェルフの配線や電源を確認してください。

    4. 「コミット」をクリックして、次の画面に進みます。
    5. 追加されたストレージの構成の画面で、目的のデータプロファイルを選択します。

      それぞれは、利用度、パフォーマンス、および容量の点で格付けされます。これらの格付けを使用して、ビジネスニーズにもっとも適した構成を判断します。

    6. 「コミット」をクリックして、構成をアクティブにします。
  6. リモートサポートを構成します。
    1. アプライアンスが直接インターネットに接続されていない場合は、リモートサポートサービスが Oracle との通信に使用する HTTP プロキシを構成します。
    2. オンラインアカウントのユーザー名とパスワードを入力します。

      確認のためにプライバシに関する説明が表示されます。

    3. 登録先のインベントリチームを選択します。

      各アカウントのデフォルトチームは、アカウントのユーザー名に接頭辞「$」を付けたものと同じです。

    4. 初期構成の変更を確定します。