SFTP のプロパティー、ポート、およびログ
SFTP のプロパティー
表 71 SFTP のプロパティー
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ポート (受信接続用)
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SFTP が待機するポート。デフォルトは 218 です。
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root ログインを許可
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root ユーザーの SFTP ログインを許可します。このプロパティーはデフォルトでオフになっています。
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ロギングレベル
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SFTP ログメッセージの詳細レベルです
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SFTP 鍵
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SFTP 認証用の RSA/DSA 公開鍵です。テキストコメントを鍵に関連付けると、鍵が追加された理由を管理者が追跡できます。2011.1 ソフトウェアリリースの時点で、SFTP の鍵管理が変更され、セキュリティーが強化されました。SFTP 鍵を作成するときに、有効なユーザー割り当てで user プロパティーを含めることが求められます。SFTP 鍵はユーザー別にグループ化され、SFTP でユーザー名を使用して認証されます。「ユーザー」プロパティーが含まれていない既存の SFTP 鍵は、これまでどおり認証されますが再作成することをお勧めします。
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表 72 SFTP セキュリティーのプロパティー
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暗号
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管理者がアプライアンスへの接続に使用される暗号を選択できます。
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MAC
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管理者がアプライアンスへの接続に使用されるメッセージ認識コード (MAC) を選択できます。
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SFTP ポート
SFTP サービスでは、アプライアンスへの接続に非標準のポート番号を使用します。これは、ポート 22 への管理上の SSH 接続との競合を回避するためです。デフォルトでは、SFTP ポートは 218 であり、接続前に SFTP クライアントで指定する必要があります。たとえば、SFTP を使用する Oracle Solaris クライアントは次のコマンドで接続を行います。
manta# sftp -o "Port 218" root@guppy
SFTP ログ
network-sftp:default - SFTP サービスのイベントを記録します
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