クラスタ化構成へのスタンドアロンアプライアンスのアップグレード (BUI)
スタンドアロンアプライアンスをクラスタ化構成にアップグレードするには、この手順を使用します。
注 -
クラスタ化コントローラを構成するには BUI を使用することを強くお勧めします。
始める前に
次を確認してください。
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2 番目のコントローラが新しいコントローラであるか、工場出荷時の設定にリセットされたコントローラである。Oracle ZFS Storage Appliance 顧客サービスマニュアルの出荷時リセットの実行を参照してください。
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両方のコントローラは同じモデルでなければならない。7420 (2GHz または 2.40GHz CPU) は、同じプラットフォームをベースにしているため、7420 (1.86GHz または 2.00GHz CPU) とクラスタ化できます。
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スタンドアロンアプライアンスの電源が投入されている。この手順でスタンドアロンアプライアンスの電源を切断する必要はありません。
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スタンドアロンアプライアンスと 2 番目のコントローラをクラスタケーブルで接続します。
クラスタ配線の詳細については、Oracle ZFS Storage Appliance 配線ガイドのクラスタケーブルの接続を参照してください。
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2 番目のコントローラで、電源ケーブルを電源装置 0 と電源装置 1 に接続します。次に、各ケーブルを外部電源に接続します。
2 番目のコントローラの電源が自動的に投入されます。
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2 番目のコントローラをディスクシェルフに接続します。
アプライアンスに付属しているドキュメントを参照するか、Oracle ZFS Storage Appliance 配線ガイドの配線の入門を参照してください。
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スタンドアロンコントローラで、「構成」>「クラスタ」に移動します。
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2 つのコントローラの間の通信リンクが接続されアクティブであることを確認します。
3 つの実線が表示されない場合、3 本のクラスタケーブルが適切に接続されていて、コネクタにしっかり取り付けられていることを確認します。
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「設定」をクリックします。
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2 番目のコントローラのホスト名と、最初のコントローラに設定されているものと同じ root パスワードを入力します。
注 -
初期クラスタ構成の設定は、完了するのに数分かかることがあります。
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スタンドアロンコントローラで、「構成」>「クラスタ」に移動し、管理インタフェースのロックアイコン
をクリックします。
コントローラへの管理インタフェースをロックすると、フェイルバックが発生したときのリソースの転送を防ぎます。
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スタンドアロンコントローラから、2 番目のコントローラの管理インタフェースを構成します。
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「構成」>「ネットワーク」に移動し、インタフェースの横の追加アイコン
をクリックします。
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管理インタフェースの名前を入力して、「インタフェースを有効化」および「管理を許可」のボックスをチェックします。
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IP アドレスを選択し、「適用」をクリックします。
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「構成」>「クラスタ」に移動し、「フェイルバック」をクリックして、クラスタをアクティブ/アクティブモードにします。
2 つのコントローラは、クラスタ化されたピアとして構成されます。
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2 番目のコントローラで、「構成」>「クラスタ」に移動し、管理インタフェースのロックアイコン
をクリックします。