Microsoft 管理コンソール (MMC) とは、スナップインと呼ばれる、登録されているコンポーネントの拡張フレームワークであり、ネットワーク上のローカルシステムとリモートシステムの両方に包括的な管理機能を提供します。コンピュータの管理は、Microsoft 管理コンソールツールの集まりであり、ローカルとリモートのサービスやリソースの構成、モニター、および管理に使用できます。
Oracle ZFS Storage Appliance のワークグループモードで MMC 機能を使用するためには、管理コンソールを使用する Windows 管理者をアプライアンスの管理者のローカルグループに必ず追加してください。そうしない場合は、MMC を使用してアプライアンスへの接続を試みたときに、Access is denied またはそれに類似したエラーが管理クライアントで表示されることがあります。
Oracle ZFS Storage Appliance では、次のコンピュータの管理機能をサポートしています。
イベントビューア MMC スナップインに、アプリケーションログ、セキュリティーログ、およびシステムログが表示されます。これらのログには、Oracle ZFS Storage システムのアラートログ、監査ログ、およびシステムログの内容が表示されます。
次の画面は、アプリケーションログと、エラーイベントのプロパティーダイアログの例を示しています。
図 21 SMB のイベントビューア