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Oracle® ZFS Storage Appliance 管理ガイド、Release OS8.7.0

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更新: 2017 年 3 月
 
 

Oracle Solaris レシーバの構成例 (CLI)

ほとんどのオペレーティングシステムには syslog レシーバーが組み込まれていますが、レシーバーをオンにするためにはいくつかの構成手順が必要な場合があります。それぞれの syslog レシーバーの構成の詳細は、使用しているオペレーティングシステムまたは管理ソフトウェアのドキュメントを参照してください。

Oracle Solaris には syslog レシーバーとして動作できるバンドル版の syslogd が含まれていますが、リモート受信機能はデフォルトで無効になっています。Oracle Solaris で syslog トラフィックを受信できるようにするには、次のように svccfg と svcadm を使用して syslog 設定を変更します。

# svccfg -s system/system-log setprop config/log_from_remote = true
# svcadm restart system/system-log

Oracle Solaris syslogd では従来の Syslog プロトコルのみが認識されます。受信されたメッセージのフィルタリングやロギングを構成する方法については、Oracle Solaris の syslog.conf(4) のマニュアルページを参照してください。

デフォルトでは、Oracle Solaris syslogd はメッセージを /var/adm/messages に記録し、テスト用のアラートが次のように記録されます。

Aug 14 21:34:22 poptart.example.us.com poptart ak: SUNW-MSG-ID: AK-8000-LM, \
TYPE: alert, VER: 1, SEVERITY: Minor\nEVENT-TIME: Fri Aug 14 21:34:22 2009\n\
PLATFORM: i86pc, CSN: 12345678, HOSTNAME: poptart\n\
SOURCE: jsui.359, REV: 1.0\n\
EVENT-ID: 92dfeb39-6e15-e2d5-a7d9-dc3e221becea\n\
DESC: A test alert has been posted.\n\
AUTO-RESPONSE: None.\nIMPACT: None.\nREC-ACTION: None.