シェアで暗号化を使用すると、CPU のパフォーマンスが次のような影響を受ける可能性があります。
AES-128-CCM モードでは CPU パフォーマンスに与える影響が最小限であるため、ローカルセキュリティーの要件がないすべてのワークロードで推奨されます。
暗号化データが読み取られると、DRAM に復号化および圧縮解除されて保存されます。DRAM キャッシュから主に読み取り処理できる読み取りが主なワークロードでは、データの復号化の影響は最小限で済みます。
SSD キャッシュデバイスを使用する場合、DRAM から取り出されてキャッシュに入れられたデータブロックは圧縮および暗号化され、DRAM に戻すときに復号化して暗号化解除する必要があります。
書き込みが主で、より大きいブロックサイズ (特に 128K バイトと 1M バイト) を使用するワークロードでは、CPU が重大な影響を受ける可能性があり、これによりスループットが低下します。これは特に、ファイルシステムレコードサイズまたは LUN ボリュームブロックサイズがアプリケーションブロックサイズより大きい場合に発生する可能性があります。
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