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Oracle® ZFS Storage Appliance 管理ガイド、Release OS8.7.0

印刷ビューの終了

更新: 2017 年 3 月
 
 

クラスタ構成の BUI ビュー

「構成」>「クラスタ」ビューには、クラスタカードのステータス、クラスタコントローラノードの状態、およびすべてのリソースの概要がグラフィカルに表示されます。

図 1  クラスタ接続

image:クラスタの構成ビュー


注 -  BUI に 3 つの実線が表示するには、2 つのコントローラをクラスタケーブルで接続する必要があります。クラスタ配線の詳細については、Oracle ZFS Storage Appliance 配線ガイドのクラスタケーブルの接続を参照してください。

このインタフェースには次のオブジェクトがあります。

  • 各システムのサムネイルピクチャー。管理インタフェースがアクセスされているシステムが左側に表されます。各サムネイルには、標準的なアプライアンス名および現在のクラスタ状態 (上記のアイコンと、説明のラベル) を示すラベルが付けられます。

  • ハードウェアで動的に更新する各クラスタカード接続のサムネイル。そのリンクが接続されアクティブなときは実線でリンクを接続し、その接続が切断された場合や、ほかのシステムが再起動/リブートしている間は線が消えます。

  • 各システムに現在割り当てられているプライベートリソースとシングルトンリソースの一覧。各クラスタノードのサムネイルの下に、さまざまなリソース属性とともに表示されます。

  • リソースごとに、そのリソースが割り当てられるアプライアンス (つまり、両方が CLUSTERED 状態のときにリソースを提供するアプライアンス)。現在のアプライアンスが OWNER 状態のときは、所有者フィールドがポップアップメニューとして表示されます。これは編集可能で、「適用」をクリックするとコミットできます。

  • リソースごとに、リソースがプライベートであるかどうかを示すロックアイコン image:ロック 。現在のアプライアンスが OWNER または CLUSTERED 状態のときは、ロックアイコン image:ロック をクリックしてから「適用」をクリックすると、リソースをロック (プライベートにする) またはロック解除 (シングルトンにする) できます。リモートピアに属するプライベートリソースは、どちらかのリソース一覧には表示されないことに注意してください。

この BUI には次のボタンがあります。

表 11  クラスタインタフェースボタン
ボタン
説明
セットアップ
クラスタがまだ構成されていない場合は、クラスタ設定ガイド付きタスクを実行してから、現在の画面に戻ります。
構成解除
クラスタの構成を解除して、ノードをスタンドアロン操作にアップグレードします。
適用
リソース変更が保留中 (黄色で強調表示された行) の場合、その変更をクラスタにコミットします。
戻す
リソース変更が保留中 (黄色で強調表示された行) の場合、その変更を元に戻し、現在のクラスタ構成を表示します。
フェイルバック
現在のアプライアンス (左側) が OWNER の場合、他方のアプライアンスが所有するリソースをここにフェイルバックします。両方のノードは、CLUSTERED 状態 (アクティブ/アクティブ) のままです。
テイクオーバー
現在のアプライアンス (左側) が CLUSTERED または STRIPPED の場合、他方のアプライアンスを強制的にリブートし、そのリソースをテイクオーバーして、現在のアプライアンスを OWNER にします。

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