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Oracle® ZFS Storage Appliance 管理ガイド、Release OS8.7.0

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更新: 2017 年 3 月
 
 

スキーマプロパティー

カスタムプロパティーを定義するには、「シェア」>「スキーマ」ナビゲーション項目にアクセスします。現在のスキーマがリストとして表示され、必要に応じてエントリを追加または削除できます。各プロパティーには次のフィールドがあります。

表 128  スキーマプロパティーのフィールド
フィールド
説明
名前
このプロパティーの CLI 名。これには英数字と文字 ".:_\" のみを含める必要があります。
説明
このプロパティーの BUI 名。これは任意の文字を含むことができ、CLI のヘルプセクションで使用されます
TYPE
検証のための、プロパティーの型。これは、次に示すいずれかの型でなければなりません。

プロパティーに有効な型は次のとおりです。

表 129  プロパティーに有効な型
BUI の型
CLI の型
説明
文字列
文字列
任意の文字列データ。これは検証しないことを意味します。
Integer
Integer
正または負の整数
正の整数
PositiveInteger
正の整数
ブール値
ブール値
true または false の値。これは、BUI ではチェックボックスで表示され、CLI では「true」または「false」のどちらかです。
電子メールアドレス
EmailAddress
電子メールアドレス。最小限の構文検証だけが行われます。
ホスト名または IP
ホスト
有効な DNS ホスト名または IP (v4 または v6) アドレス。

定義されたプロパティーは、一般プロパティーのタブで、プロパティー表の説明に従って使用できます。プロパティーは CLI 名で識別されるため、プロパティーの名前を変更すると、システム上の既存の設定がすべて削除されます。削除されたあとで元の名前に戻されたプロパティーは、以前の設定値を引き続き参照します。プロパティーの型を変更することは可能ですが、システム上の既存のプロパティーに予期しない影響を与えることがあります。既存のプロパティーは、新しいプロパティーの型では無効な設定であっても、現在の設定を保持します。