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Oracle® ZFS Storage Appliance 管理ガイド、Release OS8.7.0

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更新: 2017 年 3 月
 
 

ネットワークインタフェースの構成

インタフェースは、データリンクを介して IP アドレスを構成します。次のものをサポートします。

  • IPv4 および IPv6 プロトコル。

  • IPMP - IP アドレスが、障害の発生したデータリンクから正常なデータリンクに自動的に移行できるようにすることによってネットワークの信頼性を向上させる IP マルチパス。

ネットワークインタフェースの構成方法については、ネットワークインタフェースの構成 (CLI)を参照してください。

次のインタフェース設定を使用できます。

表 18  インタフェースの設定
プロパティー
説明
名前
インタフェースのカスタム名
インタフェースを有効化
このインタフェースを IP トラフィックに使用できるようにします。あるインタフェースが無効になっている場合、アプライアンスはそのインタフェースを介して IP トラフィックを送受信しなくなるか、またはそのインタフェース上に構成されている任意の IP アドレスを使用します。現時点では、IPMP グループ内のアクティブ IP インタフェースを無効にしても、スタンバイインタフェースのアクティブ化はトリガーされません。
管理を許可
このインタフェースを介したアプライアンスの管理 BUI または CLI への接続を許可します。ネットワーク環境に個別の管理ネットワークが含まれていた場合は、セキュリティーを向上させるために、このプロパティーはその管理ネットワークに対してのみ有効にできます
IPv4 構成:
手動で入力される「静的アドレスリスト」か、または動的に要求するための「DHCP」のどちらか
IPv4 アドレス/マスク
CIDR 表記での 1 つ以上の IPv4 アドレス (192.168.1.1/24)
IPv6 構成:
手動で入力される「静的アドレスリスト」か、または自動的に生成されたリンクローカルアドレス (および、IPv6 ルーターが応答する場合はサイトローカル) を使用するための「IPv6 自動構成」のどちらか
IPv6 アドレス/マスク
CIDR 表記での 1 つ以上の IPv6 アドレス (1080::8:800:200C:417A/32)
直接到達可能なネットワーク
ローカル IP アドレスがメンバーではないものの、そのインタフェースのデータリンクの物理的な接続先である直接到達可能なサブネット (IP アドレスおよびマスクの CIDR 表記で表される)。これにより、IP アドレスが節約されてスケーラビリティーが改善し、コアスイッチおよびルーターを介してトラフィックの輻輳を緩和できます。
IP マルチパスグループ
冗長性のためにデータリンクのプールを使用できる IP マルチパスを構成します