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Oracle® ZFS Storage Appliance 管理ガイド、Release OS8.7.0

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更新: 2017 年 3 月
 
 

任意のソースアプライアンスから別の任意のレプリケーションターゲットに対してレプリケーションを構成できます。これは、それぞれがクラスタに属しているかどうか、また、アプライアンスのクラスタピアにいずれかの方向のレプリケーションが構成されているかどうかには依存しません。

クラスタ化アプライアンスでのレプリケーション更新の動作は、次の規則に従います。

  • プロジェクトとシェアのレプリケーション更新は、それを格納しているストレージプールをインポートしたいずれかのクラスタピアから送信されます。

  • 各コントローラによって所有されるストレージプールは、両方のコントローラに OS8.6.0 (またはそれ以降) がインストールされている場合にかぎり、同じレプリケーションターゲットにレプリケートできます。

  • レプリケーション更新は、ソース上のレプリケーションアクションに構成されている IP アドレスをインポートしたいずれかのピアによって受信されます。管理者は必ず、この IP アドレスを使用しているコントローラが、インポートされたレプリカを格納するストレージプールを持つようにしてください。クラスタを構成する際にプールおよび IP アドレスのリソースを同じコントローラに割り当てることで、この条件が保証されます。

  • アプライアンスが (テイクオーバーまたはフェイルバックの一部として) 対応するストレージプールまたは IP アドレスをエクスポートしたときに進行中のレプリケーション更新 (アプライアンスへと、アプライアンスからの両方) は失敗します。テイクオーバーまたはフェイルバック操作の影響を受けないストレージプールおよび IP アドレスを使用しているレプリケーション更新は、その操作の影響を受けません。

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