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Oracle® ZFS Storage Appliance 管理ガイド、Release OS8.7.0

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更新: 2017 年 3 月
 
 

レプリケーション遅延および RPO のモニタリング (BUI)

非同期レプリケーションを使用すると、ソースからターゲット上のそのレプリカにデータを書き込むときに時間の遅延が発生します。レプリケーション遅延が迫っている、またはレプリケーションポイント目標 (RPO) を超えるときに、警告およびエラーアラートを管理者に通知するように設定できます。これらのアラートでは、ネットワークの問題、アプリケーションの問題を確認し、分析を使用してストレージアプライアンスの健全性を検査するよう管理者に求めます。

レプリケーション遅延アラートは、レプリケーションアクションの作成時または編集時に設定できます。

レプリケーション遅延アラートを設定するには、次の手順を実行します。

  1. 「シェア」>「プロジェクト」に移動します。
  2. プロジェクトまたはシェアを選択し、「レプリケーション」タブをクリックします。
  3. 「アクション」の横にある追加アイコン image:追加アイコンのイメージ をクリックします。
  4. このアクションのプロパティーを選択します。レプリケーションアクションのプロパティーを参照してください。
  5. 「回復ポイント目標」を選択し、値を入力します。次に、日数、時間数、分数、または秒数を指定します。
    image:BUI プロパティーの回復ポイント目標、レプリカ遅延警告アラート、レプリカ遅延エラーアラートを示すスクリーンショット。
  6. 「レプリカ遅延警告アラート」および「レプリカ遅延エラーアラート」を選択し、各プロパティーの RPO の割合を指定します。

    これらのプロパティーを設定すると、異なる時点で警告が生成されます。たとえば、レプリケーション遅延が RPO の 50% を超えるときにマイナーなアラートを生成するには、50 と入力します。レプリケーション遅延が RPO の 180% を超えるときにメジャーなアラートを生成するには、180 と入力します。

    レプリカ遅延が設定した値を下回ると、マイナーなアラートでレプリカ遅延が警告またはエラーの制限内であるかことが報告されます。

  7. レプリケーションアラートの設定の説明に従ってアラートアクションを設定します。

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