ワークグループに参加するための構成可能なプロパティーは Windows ワークグループです。
サービスを直接有効にしたり無効にしたりするのではなく、ドメインやワークグループに参加することによってサービスが変更されます。ドメインに参加するには、指定の Active Directory ドメインにアプライアンスのアカウントを作成する必要があります。アカウント名は、最大 15 文字を設定でき、Active Directory ドメインに登録されているほかの名前に対して一意である必要があります。さもないと、類似の名前のアプライアンスとの競合が発生し、機能に問題が起こる可能性があります。コンピュータアカウントが確立されると、アプライアンスはセキュアにデータベースのクエリーを実行してユーザー、グループ、およびシェアに関する情報を検索できます。
暗黙のうちにワークグループに参加すると、Active Directory ドメインから切り離され、Active Directory データベースに格納されている SMB クライアントはシェアに接続できなくなります。
LDAP 署名には構成オプションがありません。ドメインコントローラとの通信時にそのオプションが自動的にネゴシエーションされるからです。LDAP 署名がストレージアプライアンスとドメインコントローラの間の通信時に行われるのに対して、SMB 署名は SMB クライアントとストレージアプライアンスの間の通信時に行われます。
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