これらの 3 つのコンポーネントは、ネットワーク上で使用されているプロトコルには関係なく同じです。場合によっては、ネットワークがイニシエータとターゲットの間のケーブルであることもありますが、ほとんどの場合は、何らかの種類の切り換えが使用されます。
ターゲットとイニシエータは、プロトコルによって構成されます。詳細は、特定のプロトコルに関するドキュメント (SAN ファイバチャネル構成、「iSCSI」、または SRP 構成) を参照してください。
ターゲットグループとイニシエータグループによって、LUN に関連付けることができるターゲットとイニシエータのセットが定義されます。ターゲットグループに関連付けられた LUN は、そのグループ内のターゲットからのみ表示できます。LUN がターゲットグループに明示的に関連付けられていない場合は、デフォルトのターゲットグループ内にあり、プロトコルには関係なく、すべてのターゲットからアクセスできます。同様に、LUN を表示できるのは、それが所属するグループ内のイニシエータだけです。LUN がイニシエータグループに明示的に関連付けられていない場合は、デフォルトのイニシエータグループ内にあり、すべてのイニシエータからアクセスできます。デフォルトのイニシエータグループの使用は評価の目的には有効な場合がありますが、不要なイニシエータまたは競合するイニシエータに LUN が公開される可能性があるため、その使用はお勧めできません。
イニシエータが複数のグループに所属する場合に起こり得る LUN の競合を回避するため、グループを LUN に関連付ける前に、すべてのグループ内のイニシエータを構成してください。
ターゲットを構成するには、「構成」>「SAN BUI」ページに移動し、「ファイバチャネル」、「iSCSI」、および「SRP」を使用してナビゲートし、「ポート」、「イニシエータ」、および「ターゲットグループ」コントロールを構成します。
LUN を関連付けるには、「シェア」 > 「シェア」 > 「プロトコル」ページに移動し、「ターゲットグループ」および「イニシエータグループ」コントロールを構成します。
図 18 LUN を関連付ける
CLI の configuration san コンテキストを使用して、プロトコルタイプごとにターゲットとイニシエータに対する操作を行います。次に、shares CLI コンテキストを使用して LUN を作成し、それらをターゲットグループとイニシエータグループに関連付けます。
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