削除されたローカル鍵を復元するには、削除された鍵と同じ鍵名および値を使用して新しいローカル鍵を作成します。鍵を削除する前に、この情報をあらかじめ記録またはバックアップしておく必要があります。バックアップの手順は、ローカル鍵のバックアップ (CLI)で説明しています。ローカル鍵を削除するとシェアがアクセス不可能になりますが、そのローカル鍵を再度作成すると、シェアは再度アクセス可能になります。
OKM キーストアに格納されている鍵の復元については、Oracle Technology Network (http://www.oracle.com/technetwork/indexes/documentation/index.html) にある Oracle Key Manager のドキュメントを参照してください。
バックアップしたローカル鍵を復元するには、次の手順を使用します。
hostname:shares encryption local keys> create
hostname:shares encryption local key-005 (uncommitted)> set keyname=Mykey keyname = Mykey (uncommitted)
hostname:shares encryption local key-005 (uncommitted)> set key=d6a5b801ffb93fcb19ef70a11d662d8092f243c5d4ccd0cd34264b15dd0b7739 key = d6a5b801ffb93fcb19ef70a11d662d8092f243c5d4ccd0cd34264b15dd0b7739 (uncommitted)
hostname:shares encryption local key-005 (uncommitted)> commit
鍵名が既存のシェアで使用されている場合は、アラートが表示されます。
Existing shares reference the key Mykey from the LOCAL keystore. Are you sure? (Y/N)
既存のシェアの鍵値を上書きするには、Y と入力します。新しい鍵を追加しない場合は N と入力します。その後、この手順を繰り返して元の鍵を復元する前に、シェアで使用される鍵を変更できます。詳細は、シェアの暗号化鍵の変更 (CLI)を参照してください。