既存のストレージプールから読み取りキャッシュまたはログデバイスを削除するには、次のタスクを実行します。この機能は、特定のキャッシュデバイスを削除することが必要なシステム更新を準備する場合に役立ちます。
プールにおいて、クラスタ構成の両方のコントローラにキャッシュデバイスがある場合、各コントローラ上でこの手順を実行する必要があります。
別の既存のストレージプールにデバイスを追加するには、既存のストレージプールへのキャッシュデバイス、メタデバイス、またはログデバイスの追加 (CLI)を参照してください。
始める前に
ディスクファームウェアアップグレードが発生しているときに、プール構成操作を実行しないでください。アップグレードが進行中かどうかを確認するには、maintenance system updates に移動します。
hostname:configuration storage (pool0)> set pool=pool1 pool = pool1
hostname:configuration storage (pool1) verify> show ID STATUS ALLOCATION DATA LOG CACHE META RPM 0 ok custom 0 0 0/4 0/4 1.86T 1 ok custom 0 0/2 34G 0 0 15000 2 ok custom 0 0/2 34G 0/2 0 15000
hostname:configuration storage (pool1)> remove
ID 「0」はコントローラで、残りの ID はディスクシェルフです。次の例では、1-log=2 により 1 番目のディスクシェルフから 2 つのログデバイスを削除しています。
hostname:configuration storage (pool1) remove> set 1-log=2 1-log = 2
この例では、コントローラから 1 つのキャッシュデバイスを削除しています。
hostname:configuration storage (pool1) remove> set 0-cache=1 0-cache = 1
hostname:configuration storage (pool1) remove> done