このドキュメントで説明するソフトウェアは、Extended SupportまたはSustaining Supportのいずれかにあります。 詳細は、https://www.oracle.com/us/support/library/enterprise-linux-support-policies-069172.pdfを参照してください。
Oracleでは、このドキュメントに記載されているソフトウェアをできるだけ早くアップグレードすることをお薦めします。

機械翻訳について

19.8 アクセス制御リストについて

POSIXアクセス制御リスト(ACL)は、所有者、グループおよび他のすべてのシステム・ユーザーの読取り、書込み、実行権限を設定する従来のUNIX任意アクセス制御(DAC)よりも豊富なアクセス制御モデルを提供します。 複数のユーザーまたはグループのアクセス権を定義し、プログラム、プロセス、ファイル、ディレクトリの権限を指定するACLを構成できます。 ディレクトリにデフォルトのACLを設定すると、その子孫が同じ権限を自動的に継承します。 ACLは、btrfs、ext3、ext4、OCFS2およびXFSファイル・システムで、およびマウントされたNFSファイル・システムで使用できます。

ACLは、ACLが関連付けられているファイルまたはディレクトリに対して、特定のユーザーまたはグループがどのようにアクセスできるかを指定する一連のルールで構成されます。 通常のACLエントリは、単一のファイルまたはディレクトリついてアクセス情報を指定します。 デフォルトのACLエントリはディレクトリに対してのみ設定され、アクセスACLがないディレクトリ内のファイルに対してデフォルトのアクセス情報を指定します。