このドキュメントで説明するソフトウェアは、Extended SupportまたはSustaining Supportのいずれかにあります。 詳細は、https://www.oracle.com/us/support/library/enterprise-linux-support-policies-069172.pdfを参照してください。
Oracleでは、このドキュメントに記載されているソフトウェアをできるだけ早くアップグレードすることをお薦めします。
System Security Services Daemon (SSSD)機能により、クライアント・システムでリモートのアイデンティティ・プロバイダおよび認証プロバイダにアクセスできます。 SSSDは、ローカル・クライアントと、構成したバックエンド・プロバイダの間の仲介として機能します。
SSSDを構成する利点は、次のとおりです。
システム負荷の削減
クライアントは、識別サーバーまたは認証サーバーと直接通信する必要がありません。
オフライン認証
ユーザーIDおよび資格証明のキャッシュを保持するようにSSSDを構成できます。
シングル・サインオン・アクセス
ネットワーク資格証明を格納するようにSSSDを構成すると、ユーザーは、ネットワーク・リソースにアクセスするために、各セッションで1回のみローカル・システムに認証される必要があります。
詳細は、authconfig(8)
、pam_sss(8)
、sssd(8)
、sssd.conf(5)
の各マニュアル・ページ、およびhttps://fedorahosted.org/sssd/を参照してください。