このドキュメントで説明するソフトウェアは、Extended SupportまたはSustaining Supportのいずれかにあります。 詳細は、https://www.oracle.com/us/support/library/enterprise-linux-support-policies-069172.pdfを参照してください。
Oracleでは、このドキュメントに記載されているソフトウェアをできるだけ早くアップグレードすることをお薦めします。

機械翻訳について

22.3.5 フェンシングされたノードの動作の構成

マウントされたOCFS2ボリュームを持つノードが、今後他のクラスタ・ノードと通信することはないと判断されると、そのノードはフェンシングというプロセスでクラスタから自身を削除します。 フェンシングによって、他のノードが、フェンシングされたノードが保持するリソースにアクセスしようとしてハングすることを回避できます。 デフォルトでは、フェンシングされたノードは、クラスタにすぐに再結合できるようにパニックを起こすかわりに再起動されます。一部の環境では、フェンシングされたノードを再起動するかわりにパニックを発生させることもあります。 たとえば、netconsoleを使用して、oopsスタック・トレースを表示するか、再起動が高い頻度で発生する原因を診断できます。 次回フェンシングが発生したときにパニックを起こすようにノードを構成するには、クラスタの起動後にノードで次のコマンドを実行します。

# echo panic > /sys/kernel/config/cluster/cluster_name/fence_method

ここで、cluster_nameはクラスタの名前です。 システムの各再起動後に値を設定するには、この行を/etc/rc.localに追加します。 デフォルトの動作に戻すには、panicではなく値resetを使用します。