このドキュメントで説明するソフトウェアは、Extended SupportまたはSustaining Supportのいずれかにあります。 詳細は、https://www.oracle.com/us/support/library/enterprise-linux-support-policies-069172.pdfを参照してください。
Oracleでは、このドキュメントに記載されているソフトウェアをできるだけ早くアップグレードすることをお薦めします。

機械翻訳について

7.4 1回かぎりのタスクの実行

atコマンドを使用して、1回かぎりのタスクを指定した時間に実行するようにスケジュールするか、またはbatchコマンドを使用して、1回かぎりのタスクをシステム・ロード平均が0.8を下回ったときに実行するようにスケジュールできます。 atまたはbatchを使用するには、atdサービスが実行中である必要があります。

# service atd status
atd (pid  2078) is running...

atでは、時間はその引数で取得され、実行対象のコマンドは標準入力から読み取られます。 たとえば、ファイルatjobのコマンドを20分後に実行します。

# at now + 20 minutes < ./atjob
job 1 at 2013-03-19 11:25

atqコマンドでは、実行するためにキューに入れられたatジョブが示されます。

# atq
1	2013-03-19 11:25 a root

batchコマンドでもコマンドは標準入力から読み取られますが、システム・ロード平均が0.8を下回るまで実行されません。 次に例を示します。

# batch < batchjob
job 2 at 2013-03-19 11:31

キューに入れられた1つ以上のジョブを取り消すには、次の例のように、atrmコマンドにそのジョブ番号を指定します。

# atrm 1 2

詳細は、at(1)マニュアル・ページを参照してください。