このドキュメントで説明するソフトウェアは、Extended SupportまたはSustaining Supportのいずれかにあります。 詳細は、https://www.oracle.com/us/support/library/enterprise-linux-support-policies-069172.pdfを参照してください。
Oracleでは、このドキュメントに記載されているソフトウェアをできるだけ早くアップグレードすることをお薦めします。
次のdevicesのパラメータが定義されています。
devices.allow
cgroupによるアクセスを許可するデバイスをそのタイプ(すべての場合はa、ブロックの場合はb、文字の場合はc)、そのメジャー番号とマイナー番号、およびそのアクセス・モード(作成権限の場合はm、読取りアクセス権の場合はr、書込みアクセス権の場合はw)によって指定します。
たとえば、b 8:17 rwでは、ブロック・デバイス/dev/sdb1に対する読取りおよび書込みアクセスが可能になります。
ワイルドカードの*を使用して、すべてのメジャー番号またはマイナー番号を表すことができます。 たとえば、b 8:* rwでは、すべての/dev/sd*ブロック・デバイスに対する読取りおよび書込みアクセスが許可されます。
指定した各デバイスが、許可されるデバイスのリストに追加されます。
devices.deny
cgroupによるアクセスを許可しないデバイスを指定します。
指定した各デバイスが、許可されるデバイスのリストから削除されます。
devices.list
アクセス制御が設定されているデバイスをレポートします。 制御されているデバイスが存在しない場合、すべてのデバイスが、すべてのアクセス・モードで使用可能であるとレポートされます(a *:* rwm)。

