このドキュメントで説明するソフトウェアは、Extended SupportまたはSustaining Supportのいずれかにあります。 詳細は、https://www.oracle.com/us/support/library/enterprise-linux-support-policies-069172.pdfを参照してください。
Oracleでは、このドキュメントに記載されているソフトウェアをできるだけ早くアップグレードすることをお薦めします。
デフォルトで、OCFS2クラスタのフェンシングされたノードは、クラスタにすぐに再結合できるようにパニックを起こすかわりに再起動されます。 再起動の理由がわからない場合は、ノードがパニックを起こし、分析用のvmcore
を生成するようにノードの動作を変更できます。
次回フェンシングが発生したときにパニックを起こすようにノードを構成するには、クラスタの起動後にノードで次のコマンドを実行します。
# echo panic > /sys/kernel/config/cluster/cluster_name
/fence_method
ここで、cluster_name
はクラスタの名前です。 システムの各再起動後に値を設定するには、この行を/etc/rc.local
に追加します。 デフォルトの動作に戻すには、fence_method
の値をpanic
ではなくreset
に設定し、/etc/rc.local
から行を削除します。
詳細は、第22.3.5項「フェンシングされたノードの動作の構成」を参照してください。