このドキュメントで説明するソフトウェアは、Extended SupportまたはSustaining Supportのいずれかにあります。 詳細は、https://www.oracle.com/us/support/library/enterprise-linux-support-policies-069172.pdfを参照してください。
Oracleでは、このドキュメントに記載されているソフトウェアをできるだけ早くアップグレードすることをお薦めします。

機械翻訳について

18.3 論理ボリューム・マネージャについて

論理ボリューム・マネージャ(LVM)を使用して、複数の物理ボリュームを管理し、論理ボリュームのミラーリングおよびストライプ化を構成することで、データ冗長性が提供され、I/Oパフォーマンスを向上できます。 LVMでは、ディスク・アレイLUN、ソフトウェアまたはハードウェアRAIDデバイス、ハード・ドライブ、ディスク・パーティションなどのストレージ・デバイスである物理ボリュームから、最初にボリューム・グループを作成します。 次に、ボリューム・グループに論理ボリュームを作成します。 論理ボリュームは、その実装を複数の物理ディスクに展開できるパーティションとして機能します。

論理ボリュームにファイル・システムを作成して、物理デバイスの場合と同様の方法で論理ボリューム・デバイスをマウントできます。 論理ボリュームのファイル・システムがデータでいっぱいになった場合は、ボリューム・グループ内の空き領域を使用してボリュームの容量を増加し、ファイル・システムを拡張できます(ファイル・システムにその機能がある場合)。 必要な場合は、ボリューム・グループに物理的なストレージ・デバイスを追加することで、その容量を増加できます。

LVMは非破壊的で、ユーザーに透過的です。 物理ストレージを再構成するためのシステム停止時間を確保しなくても、論理ボリュームのサイズを増加したり、そのレイアウトを動的に変更できます。

LVMでは、複数の物理デバイスにわたって論理デバイスを作成可能な、ソフトウェアRAID、暗号化およびその他ストレージ機能の基盤を備えた抽象レイヤーを提供するデバイス・マッパー(DM)を使用します。