このドキュメントで説明するソフトウェアは、Extended SupportまたはSustaining Supportのいずれかにあります。 詳細は、https://www.oracle.com/us/support/library/enterprise-linux-support-policies-069172.pdfを参照してください。
Oracleでは、このドキュメントに記載されているソフトウェアをできるだけ早くアップグレードすることをお薦めします。
cgroupルール定義ファイルの/etc/cgrules.confでは、カーネルが作成時にプロセスを割り当てるコントロール・グループを定義します。 ファイルの各行は、次のいずれかの形式の定義で構成されます。
名前付きユーザーに対してcgroupおよび許可されるサブシステムを定義します。 オプションのcommand_nameでは、コマンドの名前またはフルパス名を指定します。 サブシステムを*として指定すると、ユーザーは、cgroupに関連付けられたすべてのサブシステムを使用できます。
user_name[:command_name]subsystem_name[,...]cgroup_name
名前付きグループに対してcgroupおよびサブシステムを定義します。
@group_name[:command_name]subsystem_name[,...]cgroup_name
前の行で指定したものと同じユーザーまたはグループに対してcgroupおよびサブシステムを定義します。
%[:command_name]subsystem_name[,...]cgroup_name
すべてのユーザーに対してcgroupおよびサブシステムを定義します。
*[:command_name]subsystem_name[,...]cgroup_name
ファイルにコメントを含めるには、先頭に#文字を追加します。
次の例は、ユーザーおよびグループのルール定義を示しています。
# Assign tasks run by the oracle user to dbgrp oracle cpu,cpuset,memory dbgrp # Assign tasks run by the guest group to devgrp # except for rm tasks, which are assigned to devgrp/rm @guest devices devgrp %:rm devices devgrp/rm