このドキュメントで説明するソフトウェアは、Extended SupportまたはSustaining Supportのいずれかにあります。 詳細は、https://www.oracle.com/us/support/library/enterprise-linux-support-policies-069172.pdfを参照してください。
Oracleでは、このドキュメントに記載されているソフトウェアをできるだけ早くアップグレードすることをお薦めします。

機械翻訳について

7.2.1 cronジョブの実行に対するアクセスの制御

許可されている場合は、root以外のユーザーがcrontabユーティリティを使用してcronタスクを構成できます。 ユーザー定義のcrontab形式のファイルはすべて、作成したユーザーと同じ名前で/var/spool/cronディレクトリに格納されます。

rootは、/etc/cron.allowおよび/etc/cron.denyファイルを使用して、cronに対するアクセスを制限できます。crontabでは、ユーザーがcronジョブを追加または削除しようとするたびに、アクセス制御ファイルがチェックされます。 /etc/cron.allowが存在する場合は、これにリストされているユーザーのみがcronの使用を許可され、/etc/cron.denyは無視されます。 /etc/cron.allowが存在しない場合、/etc/cron.denyにリストされているユーザーはcronの使用を許可されません。 いずれのファイルも存在しない場合は、rootのみがcronを使用できます。 /etc/cron.allowおよび/etc/cron.deny両方の形式は、各行に1ユーザー名です。

crontabファイルをあるユーザーとして作成または編集するには、そのユーザーでログインし、コマンドcrontab -eを入力すると、crontabファイルがviエディタ(あるいはEDITORまたはVISUAL環境変数で指定したエディタ)で開きます。 ファイルの形式は、ユーザー・フィールドが省略されている以外は/etc/crontabと同じです。 ファイルに対する変更内容を保存すると、これらはファイル/var/spool/cron/usernameに書き込まれます。 crontabファイルの内容をリストするには、crontab -lコマンドを使用します。 crontabファイルを削除するには、crontab -rコマンドを使用します。

詳細は、crontab(1)マニュアル・ページを参照してください。