このドキュメントで説明するソフトウェアは、Extended SupportまたはSustaining Supportのいずれかにあります。 詳細は、https://www.oracle.com/us/support/library/enterprise-linux-support-policies-069172.pdfを参照してください。
Oracleでは、このドキュメントに記載されているソフトウェアをできるだけ早くアップグレードすることをお薦めします。
実行レベルを使用すると、特定の目的に対して必要なサービスのみとともにシステムを起動できます。 たとえば、実行レベル3ではX Window Systemを実行しないため、サーバーをこのレベルで実行するとより効率的です。 root
のみがシステムを使用できる場合は、実行レベル1で診断、バックアップおよびアップグレードを実行するのが最適です。 実行レベルごとに、init
で停止または開始するサービスを定義します。 たとえば、実行レベル3ではネットワーク・サービスを開始し、実行レベル5ではX Window Systemを開始するのに対して、実行レベル1ではこれら両方のサービスを停止します。
Oracle Linuxでは、デフォルトで次の実行レベルが定義されています。
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0
システムを停止します。
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1
シングル・ユーザー・テキスト・モード。
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2
NFSサポートなしの完全マルチユーザー・テキスト・モード。
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3
NFSサポートありの完全マルチユーザー・テキスト・モード。
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4
使用しませんが、ユーザー定義できます。
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5
Xベースのログイン画面を使用する完全マルチユーザー・グラフィック・モード。
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6
システムを再起動します。