このドキュメントで説明するソフトウェアは、Extended SupportまたはSustaining Supportのいずれかにあります。 詳細は、https://www.oracle.com/us/support/library/enterprise-linux-support-policies-069172.pdfを参照してください。
Oracleでは、このドキュメントに記載されているソフトウェアをできるだけ早くアップグレードすることをお薦めします。

機械翻訳について

27.7 コンテナ・リソースの制御

Linuxコンテナでは、その実装でcgroupを使用しており、lxc-cgroupコマンドを使用して、コンテナによる他のコンテナを基準とするシステム・リソースへのアクセスを制御できます。 たとえば、コンテナを実行できるCPUコアを表示するには、次のように入力します。

[root@host ~]# lxc-cgroup -n ol6ctr1 cpuset.cpus
0-7

コンテナをコア0および1に制限するには、次のようなコマンドを入力します。

[root@host ~]# lxc-cgroup -n ol6ctr1 cpuset.cpus 0,1

コンテナのCPU時間およびブロックI/Oアクセスの共有を変更するには、次のように入力します。

[root@host ~]# lxc-cgroup -n ol6ctr2 cpu.shares 256
[root@host ~]# lxc-cgroup -n ol6ctr2 blkio.weight 500

システムでメモリー競合または低メモリーが検出された場合はコンテナを256MBのメモリーに制限し、それ以外の場合は強い制限を512MBに設定します。

[root@host ~]# lxc-cgroup -n ol6ctr2 memory.soft_limit_in_bytes 268435456
[root@host ~]# lxc-cgroup -n ol6ctr2 memory.limit_in_bytes 53687091

コンテナの構成に対する変更を永続化するには、次のようにファイル/container/name/configに設定を追加します。

# Permanently tweaked resource settings
lxc.cgroup.cpu.shares=256
lxc.cgroup.blkio.weight=500 

詳細は、第10章「コントロール・グループ」を参照してください。