このドキュメントで説明するソフトウェアは、Extended SupportまたはSustaining Supportのいずれかにあります。 詳細は、https://www.oracle.com/us/support/library/enterprise-linux-support-policies-069172.pdfを参照してください。
Oracleでは、このドキュメントに記載されているソフトウェアをできるだけ早くアップグレードすることをお薦めします。

機械翻訳について

第I部 システム構成

この部の内容は次のとおりです。

  • 第1章「Yum」では、yumユーティリティを使用してソフトウェア・パッケージをインストールおよびアップグレードする方法について説明します。

  • 第2章、「Ksplice」では、実行中のシステムでカーネルを更新するようにksplice Uptrackを構成する方法を説明します。

  • 第3章「ブート構成」では、Oracle Linuxブート・プロセス、GRUBブート・ローダーの使用方法、システムの実行レベルの変更方法、および各実行レベルで使用可能なサービスの構成方法について説明します。

  • 第4章「システム構成の設定」では、システムの構成設定を変更する際に使用できるファイルおよび仮想ファイル・システムについて説明します。

  • 第5章「カーネル・モジュール」では、カーネル・モジュールのロード、アンロード、および動作の変更を行う方法について説明します。

  • 第6章「デバイス管理」では、システムでデバイス・ファイルを使用する方法、およびudevデバイス・マネージャでデバイス・ノード・ファイルを動的に作成または削除する方法について説明します。

  • 第7章「タスク管理」では、特定の期間内、特定の日時、またはシステムの負荷が軽いときにタスクを自動的に実行するようにシステムを構成する方法について説明します。

  • 第8章「システムの監視とチューニング」では、Oracleサポート用にシステムに関する診断情報を収集する方法、およびシステムのパフォーマンスを監視およびチューニングする方法について説明します。

  • 第9章「システムのダンプの分析」では、システム・クラッシュが発生するとメモリー・イメージを作成するようにシステムを構成する方法、およびcrashデバッガを使用してクラッシュ・ダンプ内または稼働中システムのメモリー・イメージを分析する方法について説明します。

目次

1 Yum
1.1 Yumについて
1.2 ULNについて
1.3 Yumの構成
1.3.1 プロキシ・サーバーの使用の構成
1.3.2 Yumリポジトリの構成
1.3.3 Oracle Linux Yum Serverリポジトリ・ファイルのダウンロード
1.3.4 Yumユーティリティを使用した構成の管理
1.4 コマンドラインからのYumの使用
1.5 Yumグループ
1.6 Yumセキュリティ・プラグインのインストールおよび使用
1.7 Oracle Linux Yum Serverを使用するためのCentOSまたはScientific Linuxシステムの切替え
1.8 ローカルULNミラーの作成および使用
1.9 ISOイメージを使用したローカルYumリポジトリの作成
1.10 ISOイメージを使用したローカルYumサーバーの設定
1.11 Yumの詳細情報
2 Ksplice
2.1 Oracle Kspliceの概要
2.1.1 サポートされているカーネル
2.1.2 Kspliceの更新について
2.1.3 システムのパッチ適用および更新
2.2 Kspliceクライアント・ソフトウェアについて
2.2.1 Ksplice拡張クライアントについて
2.2.2 Ksplice Uptrackクライアントについて
2.3 Kspliceクライアントの選択
2.4 Oracle Kspliceの使用の準備
3 ブート構成
3.1 ブート・プロセスについて
3.2 GRUB ブート・ローダーについて
3.2.1 GRUB構成ファイルについて
3.2.2 GRUBパスワードの構成
3.2.3 GRUBの使用
3.3 実行レベルについて
3.3.1 実行レベルの表示
3.3.2 実行レベルの変更
3.3.3 システムの停止
3.3.4 サービス・スクリプトについて
3.3.5 サービス構成GUIについて
3.3.6 サービスの開始と停止
3.3.7 異なる実行レベルで開始するサービスの構成
4 システム構成の設定
4.1 /etc/sysconfigファイルについて
4.2 /proc仮想ファイル・システムについて
4.2.1 /procの下の仮想ファイルおよびディレクトリ
4.2.2 カーネル・パラメータの変更
4.2.3 システム・パフォーマンスを制御するパラメータ
4.2.4 カーネル・パニックを制御するパラメータ
4.3 /sys仮想ファイル・システムについて
4.3.1 /sysの下の仮想ディレクトリ
4.4 システム日時の設定
5 カーネル・モジュール
5.1 カーネル・モジュールについて
5.2 ロードしたモジュールに関する情報のリスト
5.3 モジュールのロードおよびアンロード
5.4 モジュール・パラメータについて
5.5 ブート時にロードされるモジュールの指定
6 デバイス管理
6.1 デバイス・ファイルについて
6.2 Udevデバイス・マネージャについて
6.3 Udevルールについて
6.4 UdevおよびSysfsの問合せ
6.5 Udevルールの変更
7 タスクの管理
7.1 タスクの自動化について
7.2 cronジョブの構成
7.2.1 cronジョブの実行に対するアクセスの制御
7.3 anacronジョブの構成
7.4 1回かぎりのタスクの実行
7.4.1 バッチ・ジョブの動作の変更
8 システムの監視とチューニング
8.1 sosreportについて
8.1.1 sosreportの構成および使用
8.2 システム・パフォーマンス・チューニングについて
8.2.1 パフォーマンスの問題について
8.2.2 システム・リソースの使用率の監視
8.2.3 グラフィック・システム・モニターの使用
8.2.4 OSWatcher Black Boxについて
9 システムのダンプの分析
9.1 Kdumpについて
9.1.1 Kdumpの構成および使用
9.1.2 Kdumpが使用するファイル
9.1.3 OCFS2でのKdumpの使用
9.1.4 システム・ハングでのKdumpの使用
9.2 crashデバッガの使用
9.2.1 crashパッケージのインストール
9.2.2 crashの実行
9.2.3 カーネル・データ構造分析コマンド
9.2.4 システム状態コマンド
9.2.5 ヘルパー・コマンド
9.2.6 セッション制御コマンド
9.2.7 ダンプ・ファイルを調査するためのガイドライン
10 コントロール・グループ
10.1 cgroupについて
10.2 サブシステム
10.2.1 blkioのパラメータ
10.2.2 cpuのパラメータ
10.2.3 cpuacctのパラメータ
10.2.4 cpusetのパラメータ
10.2.5 devicesのパラメータ
10.2.6 freezerのパラメータ
10.2.7 memoryのパラメータ
10.2.8 net_clsのパラメータ
10.3 cgconfigサービスの有効化
10.4 PAMとcgroupルールの連携動作の有効化
10.5 cgconfigサービスの再起動
10.6 cgroup構成ファイルについて
10.7 cgroupルール構成ファイルについて
10.8 サブシステム・パラメータの表示および設定
10.9 cgroupの使用事例
10.9.1 プロセスのCPUコアへの固定
10.9.2 CPUおよびメモリー使用量の制御
10.9.3 デバイスへのアクセスの制限
10.9.4 I/O帯域幅のスロットル