このドキュメントで説明するソフトウェアは、Extended SupportまたはSustaining Supportのいずれかにあります。 詳細は、https://www.oracle.com/us/support/library/enterprise-linux-support-policies-069172.pdfを参照してください。
Oracleでは、このドキュメントに記載されているソフトウェアをできるだけ早くアップグレードすることをお薦めします。 
      fsckユーティリティは、ファイル・システムをチェックして修復します。 / (ルート)および/boot以外のファイル・システムには、mountの実行時に、マウントが特定の回数を超えたか、チェックを実行せずに180日を経過したかを確認するファイル・システム・チェックが起動されます。 ファイル・システムが数か月間チェックされていない場合は、fsckを手動で実行できます。 
    
マウントしたファイル・システムに対してfsckを実行すると、ファイル・システムが破損し、データが消失する可能性があります。
ファイル・システムをチェックして修復するには:
- ファイル・システムをアンマウントします。 - # - umount- filesystem
- fsckコマンドを使用して、ファイル・システムをチェックします。 - # - fsck[- -y]- filesystem- filesystemには、次の例のようにデバイス名、マウント・ポイント、またはラベルまたはUUID指定子を入力します。- # - fsck UUID=ad8113d7-b279-4da8-b6e4-cfba045f66ff- fsckでは、デフォルトの場合、提示された修復をファイル・システムに適用するかどうかを選択するプロンプトが表示されます。 -yオプションを指定すると、fsckでは、それらのすべての質問が - yesレスポンスとみなされます。
      ext2、ext3およびext4のファイル・システム・タイプでは、ファイル・システム・メンテナンスの実行に必要なその他のコマンドとして、dumpe2fsおよびdebugfsが含まれます。dumpe2fsは、指定したデバイス上のファイル・システムのスーパー・ブロックおよびブロック・グループ情報を出力します。debugfsは、ファイル・システム・アーキテクチャの専門的な知識を必要とする対話型のファイル・システム・デバッガです。 ほとんどのファイル・システム・タイプには、専門的な知識を必要とする類似のコマンドがあります。 
    
      詳細は、fsck(8)マニュアル・ページを参照してください。
    

