このドキュメントで説明するソフトウェアは、Extended SupportまたはSustaining Supportのいずれかにあります。 詳細は、https://www.oracle.com/us/support/library/enterprise-linux-support-policies-069172.pdfを参照してください。
Oracleでは、このドキュメントに記載されているソフトウェアをできるだけ早くアップグレードすることをお薦めします。

機械翻訳について

2.1 Oracle Kspliceの概要

Linuxシステムでは、パッチ適用や再起動が必要なコア・オペレーティング・システム・コンポーネントに対して、定期的なセキュリティ更新を受信します。 通常、このような更新を適用するには、更新されたRPMsを取得してインストールし、停止時間をスケジュールして、重要な更新を含めてサーバーを新しいパッケージ・バージョンに再起動する必要があります。 ただし、システム設定が複雑になり、多数の相互依存性があるため、サービスおよびアプリケーションへのアクセスは可能なかぎり低く維持する必要があります。これは、このような再起動をスケジュールすることが困難に。

Oracle Kspliceでは、システムを最新のカーネルおよびキー・ユーザー領域のセキュリティおよびバグ修正の更新で更新し、Oracle VM Server 3.4.5 以降でXenハイパーバイザを更新できるようにすることで、システムの安全性と高可用性を。

ノート

Kspliceを使用してOracle VM Server 3.4.5 以上でXenハイパーバイザにパッチを適用する場合、必要な最小限のバージョンはxen-4.4.4-196.el6.x86_64.rpmです。

Oracle Kspliceは再起動を必要とせずに実行中のオペレーティング・システムを更新します。 OS脆弱性のパッチと停止時間が最小化されているため、システムは最新の状態に保たれます。 Kspliceの更新は、アプリケーションですぐに有効になります。 Kspliceの更新は、後続の再起動を有効にするために必要なディスク上の変更とは異なります。 ただし、Kspliceを使用してパッケージ・バイナリが最新バージョンに更新され、システムまたはプロセスが再起動された場合に使用できるようにするには、ディスク上の更新が必要です。 ディスク上の更新は、Unbreakable Linux Network (ULN)をサブスクライブするか、ローカルULNミラーを使用して処理されます。

Oracleは、Oracleまたはオープン・ソース・コミュニティのいずれかから生じたパッケージ更新から各Kspliceの更新を作成します。

Kspliceの詳細は、http://www.ksplice.com/にアクセスしてください。