このドキュメントで説明するソフトウェアは、Extended SupportまたはSustaining Supportのいずれかにあります。 詳細は、https://www.oracle.com/us/support/library/enterprise-linux-support-policies-069172.pdfを参照してください。
Oracleでは、このドキュメントに記載されているソフトウェアをできるだけ早くアップグレードすることをお薦めします。

機械翻訳について

10.2 サブシステム

cgroupによるシステム・リソースに対するアクセスを制御するには、サブシステム(または、一部のcgroupドキュメントではリソース・コントローラ)と呼ばれる様々なカーネル・モジュールにパラメータを指定します。

次の表に、cgroupsパッケージで提供されているサブシステムをリストします。

サブシステム

説明

blkio

ブロックI/O操作を制御およびレポートします。 10.2.1項「blkioのパラメータ」を参照してください。

ノート

blkioサブシステムは、2.6.39 UEKでは有効ですが、2.6.32 UEKでは無効です。

cpu

CPUリソースへのアクセスを制御します。 10.2.2項「cpuのパラメータ」を参照してください。

cpuacct

CPUリソースの使用状態をレポートします。 10.2.3項「cpuacctのパラメータ」を参照してください。

cpuset

CPUコアおよびメモリー・ノードへのアクセスを制御します(NUMAアーキテクチャによるシステムの場合)。 10.2.4項「cpusetのパラメータ」を参照してください。

devices

システム・デバイスへのアクセスを制御します。 10.2.5項「devicesのパラメータ」を参照してください。

freezer

cgroupタスクを一時停止または再開します。 10.2.6項「freezerのパラメータ」を参照してください。

memory

メモリー・リソースへのアクセスを制御し、メモリーの使用状況についてレポートします。 10.2.7項「memoryのパラメータ」を参照してください。

net_cls

ネットワーク・トラフィック制御で使用するためにネットワーク・パケットにタグを付けます。 10.2.8項「net_clsのパラメータ」を参照してください。

サブシステムごとに次のパラメータを設定できます。