このドキュメントで説明するソフトウェアは、Extended SupportまたはSustaining Supportのいずれかにあります。 詳細は、https://www.oracle.com/us/support/library/enterprise-linux-support-policies-069172.pdfを参照してください。
Oracleでは、このドキュメントに記載されているソフトウェアをできるだけ早くアップグレードすることをお薦めします。
Kdumpは、Linuxカーネルのクラッシュ・ダンプ・メカニズムです。 Kdump機能は有効にすることをお薦めします。 システム・クラッシュが発生すると、Kdumpによって、クラッシュの原因を特定するために役立つメモリー・イメージ(vmcore
)が作成されます。 Kdumpを有効にする場合、Kdumpによる排他的な使用のためにシステム・メモリーの一部を予約する必要があります。 このメモリーは、他の用途には使用できません。
Kdumpでは、システムがクラッシュするたびにkexec
を使用してセカンド・カーネルをブートします。kexec
は、ブート・ローダー・ステージの操作なしで、すでに実行中のカーネルのコンテキスト内からLinuxカーネルをブートできるようにする高速ブート・メカニズムです。