このドキュメントで説明するソフトウェアは、Extended SupportまたはSustaining Supportのいずれかにあります。 詳細は、https://www.oracle.com/us/support/library/enterprise-linux-support-policies-069172.pdfを参照してください。
Oracleでは、このドキュメントに記載されているソフトウェアをできるだけ早くアップグレードすることをお薦めします。
HAProxyをインストールするには:
各フロントエンド・サーバーに
haproxy
パッケージをインストールします。#
yum install haproxy
/etc/haproxy/haproxy.cfg
を編集して、各サーバーでHAProxyを構成します。 17.2.1項「HAProxy構成ファイルについて」を参照してください。ローカルでないIPアドレスへのIP転送およびバインディングを有効にします。
#
echo "net.ipv4.ip_forward = 1" >> /etc/sysctl.conf
#echo "net.ipv4.ip_nonlocal_bind = 1" >> /etc/sysctl.conf
#sysctl -p
net.ipv4.ip_forward = 1 net.ipv4.ip_nonlocal_bind = 1HAProxyにより処理するサービスまたはポートへのアクセスを有効にします。
たとえば、HTTPへのアクセスを有効にし、リブート後もこのルールを保持する場合は、次のコマンドを入力します。
#
iptables -I INPUT -p tcp -m state --state NEW -m tcp --dport 80 -j ACCEPT
#service iptables save
各サーバーで
haproxy
サービスを有効にし、起動します。#
chkconfig haproxy on
#service haproxy start
HAProxy構成を変更した場合は、
haproxy
サービスを再ロードします。#
service haproxy reload