このドキュメントで説明するソフトウェアは、Extended SupportまたはSustaining Supportのいずれかにあります。 詳細は、https://www.oracle.com/us/support/library/enterprise-linux-support-policies-069172.pdfを参照してください。
Oracleでは、このドキュメントに記載されているソフトウェアをできるだけ早くアップグレードすることをお薦めします。
/etc/keepalived/keepalived.conf
構成ファイルは、次の各セクションに分かれています。
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global_defs
通知メッセージを送信するための電子メール・アドレス、SMTPサーバーのIPアドレス、SMTP接続のタイムアウト値(秒)、ホスト・マシンを識別する文字列、VRRP IPv4およびIPv6マルチキャスト・アドレス、SNMPトラップを有効にするかどうかなど、グローバル設定を定義します。
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static_ipaddress
,static_routes
VRRPが変更できない静的IPアドレスおよび静的ルートを定義します。 サーバーでアドレスおよびルートがすでに定義されており、これらのサーバーにすでにネットワーク接続があれば、これらのセクションは必要ありません。
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vrrp_sync_group
一緒にフェイルオーバーするVRRPインスタンスのVRRP同期グループを定義します。
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vrrp_instance
状態遷移中に他のグループ・メンバーを随伴するVRRP同期グループの内部または外部のネットワーク・インタフェースのメンバーに対して移動可能な仮想IPアドレスを定義します。 各VRRPインスタンスには
virtual_router_id
の一意の値が必要で、これにより、プライマリ(マスター)およびバックアップ・サーバー上のどのインタフェースに特定の仮想IPアドレスを割り当てることができるかが識別されます。 また、BACKUP
、MASTER
およびFAULT
への状態遷移時に実行されるスクリプトと、状態遷移に対してSMTPアラートをトリガーするかどうかを指定することもできます。-
vrrp_script
Keepalivedが一定の間隔で実行できる追跡スクリプトを定義して、
vrrp_instance
またはvrrp_sync_group
セクションから監視アクションを実行します。-
virtual_server_group
実サーバーを複数の仮想サーバー・グループのメンバーにできるように、仮想サーバー・グループを定義します。
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virtual_server
複数の実サーバーで構成される、ロード・バランシングのための仮想サーバーを定義します。
Keepalivedの構成方法の例は、次の項を参照してください。