このドキュメントで説明するソフトウェアは、Extended SupportまたはSustaining Supportのいずれかにあります。 詳細は、https://www.oracle.com/us/support/library/enterprise-linux-support-policies-069172.pdfを参照してください。
Oracleでは、このドキュメントに記載されているソフトウェアをできるだけ早くアップグレードすることをお薦めします。

機械翻訳について

19.1 ファイル・システムの作成

mkfsコマンドは、ブロック・デバイス上にファイル・システムを作成します。

# mkfs [options] device

mkfsは、/sbinにあるビルダー・ユーティリティのフロント・エンドです(mkfs.ext4など)。 -t fstypeオプションを指定したmkfsコマンドまたはビルダー・ユーティリティのいずれかを使用して、作成するファイル・システムのタイプを指定できます。 たとえば、次のコマンドはいずれも、ラベルがProjectsext4ファイル・システムをデバイス/dev/sdb1上に作成します。

# mkfs -t ext4 -L Projects /dev/sdb1
# mkfs.ext4 -L Projects /dev/sdb1

ファイル・システムのタイプをmakefsに指定しないと、ext2ファイル・システムが作成されます。

ファイル・システムのタイプを表示するには、blkidコマンドを使用します。

# blkid /dev/sdb1
/dev/sdb1: UUID="ad8113d7-b279-4da8-b6e4-cfba045f66ff" TYPE="ext4" LABEL="Projects"

また、blkidコマンドによって、デバイスに関する情報(UUID、ラベルなど)も表示されます。

各ファイル・システム・タイプではいくつかの機能がサポートされており、それらの機能はmkfsまたはビルダー・ユーティリティに追加オプションを指定して有効または無効にできます。 たとえば、-Jオプションを使用して、ext3およびext4ファイル・システム・タイプで使用されるジャーナルのサイズと場所を指定できます。

詳細は、blkid(8)mkfs(8)およびmkfs.fstype(8)の各マニュアル・ページを参照してください。