このドキュメントで説明するソフトウェアは、Extended SupportまたはSustaining Supportのいずれかにあります。 詳細は、https://www.oracle.com/us/support/library/enterprise-linux-support-policies-069172.pdfを参照してください。
Oracleでは、このドキュメントに記載されているソフトウェアをできるだけ早くアップグレードすることをお薦めします。
ファイル・システムの変換を実行する前に、その状態をリストアできるファイル・システムのバックアップを作成してください。
root以外のExt2ファイル・システムをExt3に変換するには:
Ext2ファイル・システムをアンマウントします。
#
umount
filesystem
fsck.ext2を使用して、ファイル・システムをチェックします。
bash-4.1#
fsck.ext2 -f
device
次のコマンドをExt2ファイル・システムに対応するブロック・デバイスを指定して使用します。
#
tune2fs -j
device
このコマンドによって、Ext3ジャーナルinodeがファイル・システムに追加されます。
fsck.ext3を使用して、ファイル・システムをチェックします。
bash-4.1#
fsck.ext3 -f
device
/etc/fstab
にあるファイル・システムのエントリを修正して、そのタイプがext2
ではなくext3
で定義されるようにします。これで、次のようにファイル・システムをいつでも再マウントできます。
#
mount
filesystem
詳細は、tune2fs(8)
マニュアル・ページを参照してください。