このドキュメントで説明するソフトウェアは、Extended SupportまたはSustaining Supportのいずれかにあります。 詳細は、https://www.oracle.com/us/support/library/enterprise-linux-support-policies-069172.pdfを参照してください。
Oracleでは、このドキュメントに記載されているソフトウェアをできるだけ早くアップグレードすることをお薦めします。

機械翻訳について

18.2 スワップ領域について

Oracle Linuxでは、プロセスで現在使用しているテキスト(コード)やデータのページを格納する十分な物理メモリーがない場合に、スワップ領域が使用されます。 さらに多くのメモリーが必要な場合は、非アクティブなページがディスク上のスワップ領域に書き込まれ、物理メモリーが解放されます。 ただし、スワップ領域への書込みはシステム・パフォーマンスにマイナスの影響があるため、スワップ領域を増加することは、メモリー不足の効果的な解決策ではありません。 スワップ領域はディスク・ドライブに配置され、アクセス時間は物理メモリーより大幅に遅くなります。 スワップが頻繁に使用される場合は、スワップ領域ではなく、物理メモリーをさらに追加してください。

スワップ領域は、ファイル・システムのスワップ・ファイルまたは個別のスワップ・パーティションに構成できます。 専用のスワップ・パーティションのほうが高速である一方、スワップ・ファイルのサイズ変更のほうが簡単です。 システムに必要なスワップ領域の大きさが判明している場合は、スワップ・パーティションを構成します。 それ以外の場合は、スワップ・ファイルの使用を開始して、システムに必要な大きさが判明したときにスワップ・パーティションを作成します。