このドキュメントで説明するソフトウェアは、Extended SupportまたはSustaining Supportのいずれかにあります。 詳細は、https://www.oracle.com/us/support/library/enterprise-linux-support-policies-069172.pdfを参照してください。
Oracleでは、このドキュメントに記載されているソフトウェアをできるだけ早くアップグレードすることをお薦めします。

機械翻訳について

16.1 電子メール・プログラムについて

メール・ユーザー・エージェントは電子メール・クライアント・アプリケーションで、電子メール・メッセージの作成と読取り、メッセージを保存したり編成するためのメールボックスの設定、およびメール転送エージェント(MTA)へのアウトバウンド・メッセージの送信を可能にします。 また、多くのMUAは、Post Office Protocol (POP)またはInternet Message Access Protocol (IMAP)を使用して、リモート・サーバーから電子メッセージを取得できます。

メール転送エージェント(MTA)は、Simple Mail Transport Protocol (SMTP)を使用して、システム間で電子メール・メッセージをトランスポートします。 クライアント・プログラムから宛先サーバーへの電子メール配信サービスでは、そのルート上で複数のMTAをトラバースする場合があります。 Oracle LinuxにはPostfixとSendmailの2つのMTAが用意されており、SLIPおよびPPPとともに使用する特殊な目的のMTAであるFetchmailも付属しています。

メール配信エージェント(MDA)は、電子メール・メッセージの実際の配信を実行します。 MTAはProcmailなどのMDAを起動して、受信電子メールを受信者のメールボックス・ファイルに格納します。 MDAは、電子メール・クライアント・アプリケーションがアクセス可能なローカル・システム上で、メッセージを配布およびソートします。