このドキュメントで説明するソフトウェアは、Extended SupportまたはSustaining Supportのいずれかにあります。 詳細は、https://www.oracle.com/us/support/library/enterprise-linux-support-policies-069172.pdfを参照してください。
Oracleでは、このドキュメントに記載されているソフトウェアをできるだけ早くアップグレードすることをお薦めします。
ボリューム・グループを作成するには、LVMで物理ボリュームとして使用する物理デバイスを事前に初期化しておく必要があります。
デバイスに既存のデータが格納されている場合は、データをバックアップします。
物理デバイスを物理ボリュームとして設定するには、pvcreateコマンドを使用します。
#pvcreate
[options
]device
...
この例では、/dev/sdb
、/dev/sdc
、/dev/sdd
および/dev/sde
を物理ボリュームとして設定します。
# pvcreate -v /dev/sd[bcde]
Set up physical volume for “/dev/sdb” with 6313482 available
sectors
Zeroing start of device /dev/sdb
Physical volume “/dev/sdb” successfully created
...
物理ボリュームに関する情報を表示するには、pvdisplay、pvsおよびpvscanコマンドを使用します。
物理ボリュームをLVMの管理から削除するには、pvremoveコマンドを使用します。
#pvremove
device
物理ボリュームの管理に使用可能なその他のコマンドには、pvchange、pvck、pvmoveおよびpvresizeがあります。
詳細は、lvm(8)
、pvcreate(8)
およびLVMのその他のマニュアル・ページを参照してください。