このドキュメントで説明するソフトウェアは、Extended SupportまたはSustaining Supportのいずれかにあります。 詳細は、https://www.oracle.com/us/support/library/enterprise-linux-support-policies-069172.pdfを参照してください。
Oracleでは、このドキュメントに記載されているソフトウェアをできるだけ早くアップグレードすることをお薦めします。
この部の内容は次のとおりです。
第11章「ネットワーク構成」では、システムのネットワーク・インタフェースおよびネットワーク・ルーティングを構成する方法について説明します。
第12章「ネットワーク・アドレス構成」では、DHCPサーバー、DHCPクライアントおよびネットワーク・アドレス変換を構成する方法について説明します。
第13章「名前サービス構成」では、BINDを使用してDNSネーム・サーバーを設定する方法について説明します。
第14章「ネットワーク時間の構成」では、ネットワーク・タイム・プロトコル(NTP)デーモンまたは高精度時間プロトコル(PTP)デーモンを構成してシステム時間を設定する方法について説明します。
第15章「Webサービス構成」では、基本的なHTTPサーバーの構成方法について説明します。
第16章「電子メール・サービス構成」では、Oracle Linuxで使用可能な電子メール・プログラムとプロトコル、および基本的なSendmailクライアントの設定方法について説明します。
第17章「ロード・バランシングおよび高可用性の構成」では、KeepalivedおよびHAProxyを使用して、ネットワーク・システムでロード・バランシングと高可用性の構成を設定する方法について説明します。
目次
- 11 ネットワーク構成
- 12 ネットワーク・アドレス構成
- 13 名前サービス構成
- 14 ネットワーク時間の構成
- 15 Webサービス構成
- 16 電子メール・サービス構成
- 17 ロード・バランシングおよび高可用性の構成
- 17.1 HAProxyについて
- 17.2 HAProxyのインストールと構成
- 17.3 HAProxyを使用した単純なロード・バランシングの構成
- 17.4 Keepalivedについて
- 17.5 Keepalivedのインストールと構成
- 17.6 Keepalivedを使用した単純な仮想IPアドレス・フェイルオーバーの構成
- 17.7 NATモードでのKeepalivedを使用したロード・バランシングの構成
- 17.8 DRモードでのKeepalivedを使用したロード・バランシングの構成
- 17.9 セッションの永続性とファイアウォール・マークのためのKeepalivedの構成
- 17.10 Keepalivedを使用したHAProxyの高可用性の実現
- 17.11 Keepalivedの通知スクリプトと追跡スクリプトについて
- 17.12 Oracle Clusterwareを使用したHAProxyの高可用性の実現