このドキュメントで説明するソフトウェアは、Extended SupportまたはSustaining Supportのいずれかにあります。 詳細は、https://www.oracle.com/us/support/library/enterprise-linux-support-policies-069172.pdfを参照してください。
Oracleでは、このドキュメントに記載されているソフトウェアをできるだけ早くアップグレードすることをお薦めします。
NetworkManager
サービス、Gnomeグラフィック・アプレット、およびnm-connection-editorコマンドは、NetworkManager
パッケージに含まれています。 system-config-networkユーティリティは、system-config-network-tui
パッケージに含まれています。
NetworkManager
サービスでは、ネットワーク接続が動的に検出され、構成されます。 これには、ネットワーク状態に関する情報を提供するGNOME通知領域アプレット(nm-applet)、およびネットワーク・インタフェースと接続を管理するグラフィック構成ツールが含まれています。
アプレット・アイコンの外観の変更は、ネットワークの状態を示します。 マウス・ポインタをアイコンの上に移動すると、詳細情報がツールチップとして表示されます。 アイコンをクリックするとドロップダウン・メニューが表示され、このメニューを使用して、名前付きの各インタフェースを再起動または切断できます。
アイコンを右クリックすると、様々なドロップダウン・メニューが表示されます。
- ネットワーキングの有効化
ネットワーク・サービスを停止または開始できます。
- 通知の有効化
NetworkManager
からネットワーク接続の状態に対する変更が通知されるかどうかを制御します。- 接続情報
各インタフェースに対する接続タイプ、ハードウェア・アドレス、IPアドレス、およびその他の有益な情報を示す、接続情報ウィンドウを表示します。
- 接続の編集
有線、ワイヤレス、モバイル・ブロードバンド、仮想プライベート・ネットワーク(VPN)、およびデジタル加入者線(DSL)インタフェースを構成できるネットワーク接続ウィンドウを表示します。 このウィンドウは、nm-connection-editorコマンドを使用して開くこともできます。
図11.1に、有線タブが選択されたネットワーク接続ウィンドウを示します。
system-config-networkコマンドも使用でき、このコマンドでは、ネットワーク・インタフェースおよびDNSリゾルバの設定を構成できる、テキストベースのユーザー・インタフェースが提供されます。