このドキュメントで説明するソフトウェアは、Extended SupportまたはSustaining Supportのいずれかにあります。 詳細は、https://www.oracle.com/us/support/library/enterprise-linux-support-policies-069172.pdfを参照してください。
Oracleでは、このドキュメントに記載されているソフトウェアをできるだけ早くアップグレードすることをお薦めします。
/etc/aliases
ファイルを構成することで、Postfix local
配信エージェントまたはSendmailを使用して、着信する電子メール・メッセージを転送できます。 このファイルのエントリでは、インバウンド・アドレスをローカル・ユーザー、ファイル、コマンドおよびリモート・アドレスにマップできます。
次の例は、postmaster
の電子メールをroot
にリダイレクトし、ローカル・システムのadmin
に送信された電子メールを別のシステム上のusr04
を含めた他の複数のユーザーに転送します。
postmaster: root admin: usr01, usr02, usr03, usr04@another-system.com
電子メールをファイルに出力するには、宛先アドレスのかわりに絶対パス名を指定します。 コマンドを指定するには、コマンドの前にパイプ記号(|
)を使用します。 次の例は、nemo
に送信された電子メールを/dev/null
に送信することで消去し、aggregator
というスクリプトを実行してfixme
に送信された電子メールを処理します。
nemo: /dev/null fixme: |/usr/local/bin/aggregator
ファイルを変更した後は、コマンドnewaliasesを実行し、索引付きデータベース・ファイルを再構築します。
詳細は、aliases(5)
マニュアル・ページを参照してください。