このドキュメントで説明するソフトウェアは、Extended SupportまたはSustaining Supportのいずれかにあります。 詳細は、https://www.oracle.com/us/support/library/enterprise-linux-support-policies-069172.pdfを参照してください。
Oracleでは、このドキュメントに記載されているソフトウェアをできるだけ早くアップグレードすることをお薦めします。

機械翻訳について

16.5 電子メールの転送

/etc/aliasesファイルを構成することで、Postfix local配信エージェントまたはSendmailを使用して、着信する電子メール・メッセージを転送できます。 このファイルのエントリでは、インバウンド・アドレスをローカル・ユーザー、ファイル、コマンドおよびリモート・アドレスにマップできます。

次の例は、postmasterの電子メールをrootにリダイレクトし、ローカル・システムのadminに送信された電子メールを別のシステム上のusr04を含めた他の複数のユーザーに転送します。

postmaster:   root
admin:        usr01, usr02, usr03, usr04@another-system.com 

電子メールをファイルに出力するには、宛先アドレスのかわりに絶対パス名を指定します。 コマンドを指定するには、コマンドの前にパイプ記号(|)を使用します。 次の例は、nemoに送信された電子メールを/dev/nullに送信することで消去し、aggregatorというスクリプトを実行してfixmeに送信された電子メールを処理します。

nemo:         /dev/null
fixme:        |/usr/local/bin/aggregator

ファイルを変更した後は、コマンドnewaliasesを実行し、索引付きデータベース・ファイルを再構築します。

詳細は、aliases(5)マニュアル・ページを参照してください。