このドキュメントで説明するソフトウェアは、Extended SupportまたはSustaining Supportのいずれかにあります。 詳細は、https://www.oracle.com/us/support/library/enterprise-linux-support-policies-069172.pdfを参照してください。
Oracleでは、このドキュメントに記載されているソフトウェアをできるだけ早くアップグレードすることをお薦めします。

機械翻訳について

8.2.2.2 メモリー使用量の監視

sar -rコマンドでは、使用中の物理メモリーの割合である%memusedなど、メモリー使用量の統計がレポートされます。

sar -Bでは、1秒間にkswapdデーモンによってスキャンされるメモリー・ページの数であるpgscank/s、1秒間に直接スキャンされるメモリー・ページの数であるpgscand/sなど、メモリー・ページングの統計がレポートされます。

sar -Wでは、1秒間にスワップインおよびスワップアウトされるページの数であるpswpin/spswpout/sなど、スワッピングの統計がレポートされます。

%memusedが100%に近く、スキャン率が毎秒200ページを継続的に超えている場合、システムはメモリー不足です。

システムで実メモリーまたは物理メモリーが不足し、スワップ領域の使用が開始されると、そのパフォーマンスは大幅に低下します。 スワップ領域が不足した場合は、プログラムまたはオペレーティング・システム全体がクラッシュする可能性があります。 freeまたはtopで、使用可能なスワップ領域がわずかであることが示された場合、これは、メモリーが少なくなっていることも示しています。

dmesgコマンドからの出力には、ブート時に検出された、物理メモリーに関する問題の通知が含まれている場合があります。